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卒業式
 先日、娘の服飾専門学校の卒業式に参列させて頂きました。



卒業式といったら、女性は着物に袴と思いがちでしたが、さすが服飾専門学校。様々なスタイルで卒業式に臨んでいらっしゃいました。




ミニスカートあり、カクテルドレスあり、おへそ出しルックあり、スーツ・ワンピースあり、着物では、振袖あり、無地あり、訪問着あり、もちろん袴ありとまさに千差万別でした。




当の娘も卒業式前日に友達とお揃いのワンピースを急いで仕立てて出席しておりました。





仕事柄、袴にばかり目がいってしまい、奇抜な衣装を撮り忘れたのは失敗でした。





袖口に豪華なフリルをつけた着物や、レースをふんだんに使った袴や、着物も一味違った自分らしさを加えた所が学生さんらしくて、素敵でした。




皆さんに普通の袴姿ばかりしかご紹介できないのが残念です。












| きもの | 17:11 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
厄年の餅まき
3月11日に地元の氏神さまで、厄年の男性による餅まきがありました。

男性の厄年は数え年で、25歳、42歳、61歳です。
42歳は大厄で、こちらの地区では初老といい、この餅まきでも一番中心になって取り仕切りをいたします。
服装も礼服に白いネクタイで改まった出で立ちで餅を投げます。
25歳はダークスーツに自由なネクタイで若々しい感じです。
61歳の還暦を迎える厄年の方は、礼服にお揃いの赤いネクタイです。





合図とともに紅白のお餅が投げられます。
一緒に手ぬぐいも投げられました。
手ぬぐいを投げる意味は定かではありませんが、ひょっとしたら、「厄をぬぐい去る」ためではないかと思います。




町内の多くの人々に餅をまき、拾った人に厄を少しずつ持ち帰っていただくのです。
また、親戚にも別に「厄祝」として、紅白の1升餅を配る所が多いです。当家の厄を皆さんに負担していただくのでしょう。




でもこの行事も地方によっていろいろで、一宮の親戚のところからは、「厄祝」として、赤飯と風呂敷とお鍋をいただいた記憶があります。風呂敷は「厄を包みこむ」鍋は「厄にふたをする」ためだそうです。昔からの語呂合わせなのかもしれませんが、何とかして厄年を無事に過ごしたいという心の現れなのでしょうね。




女性の厄年も19歳と33歳と37歳と言われています。
喪服は「厄着」ともいわれ、昔は19歳の厄年に厄よけとして喪服を誂えることが多くありました。また、厄年には長いものを身につけると良いと言われていますので、大厄の33歳にはを作られる方もよくいらっしゃいました。
最近はそういう方も随分減りました。
少しさみしい気がいたします。







| くらし | 23:25 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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