先日、母の「つくしが食べたいな〜」という言葉に「あ〜、そろそろつくし出てるかな?」と思い立ち、実家の近くの空き地に行ってみました
ありました!ありました!
出始めの5〜6センチくらいの蕾の硬い物から、ひなたには、10?くらい伸びたものがありました
夢中になってビニール袋に軽く1杯取りました
さっそく、はかまを取って、洗います
その後、お湯でさっと茹でます
そして、短めで蕾の硬い物だけを選んで、「つくしのグラッセ」を作ります
今回初めて作ります!
茶道をしていらっしゃる方に教えていただいたレシピでやってみました
それがこちらです
抹茶のお茶菓子として、この季節限定で手作りで出されるそうです
すごく春らしいと思い教えていただきました
蕾のほろ苦さがまぶされたグラニュー糖と相まって良いハーモニーを奏でています
茹でて水分も少なくなりますし、飴炊きした後にグラニュー糖をまぶしますので、保存も効きます
冷凍すれば季節はずれに楽しむことも出来ます
残りのつくしで今度は摘み菜と一緒に炒めて味付けして卵とじにしました
さらに残ったつくしは、油揚げと一緒に炊き込みご飯にしてみました
ちょっとつくしの形が残らずあまり見た目はよくありませんが、つくしの風味と苦みが美味しいご飯となりました!
一気に春を食べつくした一日となりました!
良かったらやってみてくださいね
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さっそく時間を見つけて、見に行ってきました
会場に入るとすぐ、天井から床まで垂れ下がった長い「つるしかざり」が目を引きました
小さな花びらばかりで作り上げたもので、その花びらの数はなんと12,000個!!
その細かさと、気の遠くなるような作業に脱帽です
小学性の作品の展示もありました
大人顔負けですね
まるで藤の花のような作品もありました
藤棚の下を歩いているようです
ジブリの世界を表現した「つるしかざり」もありました
「千と千尋の神隠し」の白竜や顔無し、湯バーバ等がにぎやかに吊るされています
会場には所狭しと「つるしかざり」が展示してあり、作られた方のお名前もありました
干支飾りや雛人形、鯉のぼりや毬(まり)等をつるしたものも目を引きました
他にも雛段飾りや三河土人形、犬山人形などが舞台に飾られ、圧巻でした
先月見に行った「鵜沼宿のひな祭り」とはまた違っていましたが、すばらしかったです!
色とりどりの端切れに命が吹き込まれたような美しさでした
あぎの里では、作品の販売コーナーの他に、古布やつるし飾りのキット・台座の販売もあり、自分で制作したくなるような気持になりました
なかなか根気がないと始めることはできませんが・・・
帰り道、恵那市の岩村のあたりを通りましたら、「農村景観日本一の展望所」というのがありました
このあたりは、田んぼの畔も綺麗に刈られ、本当に素敵な田園風景が広がっていました
展望台から見た景色は次の写真です
しばらく行くと寒天作りをしている田んぼを見ました
有名な恵那市山岡町の細寒天作りです
今ではずいぶん暖かくなってきましたので見られる田んぼは少なかったのですが、真冬にはもっと多くの田んぼで見られた光景だったことでしょう
貴重な田んぼを見ることが出来たのは嬉しかったです
「あぎの里のつるしかざり」を見るだけでなく、東濃地方の知らない景色に出会えたのは、良い経験でした
ちなみに「あぎの里のつるしかざり」は3月3日までですのでお早めにお出かけください
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被害者の皆様、お疲れが出る頃です
お体ご自愛下さい
さて、立春も過ぎ、そろそろ春の兆しや行事も増えてきました
各務原の鵜沼宿でも「鵜沼宿のひな祭り」と銘打って約100本の吊り雛の展示が始まりました
会場は中山道鵜沼宿脇本陣です
入ってすぐ赤い毛氈の段飾りのひな人形が目に飛び込んできます
豪華な京雛で、そのまわりに吊り雛が美しく下がっています
吊り雛は、地元の有志が集まって一針一針縫って1年がかりで制作したものだそうです
中には100歳のおばあさんも居て、お元気に参加されているそうです
吊り雛の飾りも色々で、今年の干支の龍に乗った子供を飾ったものもありました
こちらは椿の花を下げたものです
他にも丸いくす玉のような飾りも目を引きました
身近にある洗濯ハンガーを利用して吊り雛にしていらっしゃる作品もありました
また、すげ笠を使っている物もありました
先日の門松作りの際にお世話になった竹林救援隊の方が吊り雛の頭の輪っかを作っていらっしゃるとの話も聞き、地域の方による手作りの吊り雛であることにも感心致しました
ひな人形の中には100年も前の段飾りもありました
他にも皿絵のお雛様や、手作りのお雛様もたくさん展示してありました
ケースに入った段飾りのお雛様です
高級でコンパクトに収納できるお雛様もありました
つまみ細工の桜の花のオブジェも素敵でした
近くで見るとこんな感じです
みな細かくて心がこもっているモノばかりで、ほっこりとした気持ちになりました
3月10日(日)まで飾ってあります
是非一度見に行ってくださいね
運が良ければ、100歳の作り手のおばちゃんにお会いできますよ!
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本年もどうぞ宜しくお願いいたします
今年も「二十歳を祝う会」の会場(プリニーの市民会館)に出かけて素敵な振袖姿を撮影してきました
今年度から、式典の内容をコロナ禍以前に戻して二部制での実施となりました
マスクなしの二十歳の素顔が見れて、平和を感じるひとときでした
午前中はまずまずのお天気で良かったです
最初の振袖は黒の総絞り(左)とパステルピンクの方(右)
二人とも短めに振袖を着つけて下からロングスカートの裾を見せています
編み上げブーツで軽快に歩いて見えました
黒のレース手袋や衿・袖口のレースでも個性を出しています
黄色の色無地振袖に亀甲柄の古典的帯を合わせて・・(左)
流れるように花をあしらった赤い振袖(中)
赤、緑、紺と裾に行くにつれ色変わりする個性的無地ボカシ振袖(右)
優しい色合いの花柄振袖(左)
青色にすっきりとした柄ゆきの振袖(右)
白地に水色の絞り、色とりどりの花柄をあしらった豪華な振袖(左)
エンジ色に花柄が帯下までびっしり描かれた振袖(中)
濃紺の色無地振袖にシルバーの帯とバッグがポイント(左)
パステルカラーの花柄がキュート!シフォンのような薄衣を振袖の上にまとっています(左)
千鳥格子の小紋柄の振袖、小物は白ですっきりとまとめています(右)
淡いグレーの振袖、衿・袖口・裾・バッグのレースがポイント!(左)
黄、青、緑のビビットカラーと大きな花柄が印象的(右)
白地に優しい色目の辻が花柄、房付きのショールも豪華!(左)
濃い抹茶色に白花がすっきりと配置されています(右)
白地に赤と黒の可愛い絞り柄、帯とバッグがポップな感じ(左)
ワイン色に辻が花柄の振袖、鶯色の帯揚げがポイント!(右)
紺地に大胆な花柄がいっぱいの振袖(左)
辛子色に赤・黒・緑を染め分け、金刺繍・絞りもある豪華な振袖(左)
ピンク地にほんわかとした白い柄が可愛い振袖(左)
全体に可愛い花がいっぱい染め描かれた振袖(右)
白地に大きな車輪が印象的な振袖(左)
白地に紺色が効果的な友禅振袖(右)
白地に多彩な色合いと金刺繍が豪華な振袖(左)
紺地が見えなくなるくらいいっぱいの花柄の振袖(中)
優しい水色にめでたい鶴が飛び交っている可愛い振袖(左)
裾近くの黒が印象的な赤い振袖(左)
水色にピンクの花がポイントの可愛い振袖(中左)
青色にパステルの花がいっぱいの振袖(中右)
紫地に大輪の花が背の高いこの方にお似合い(右)
濃紺に花柄が豪華な振袖(左)
白地に金だけで柄を描いた振袖、黒のショールがポイント!
なんと黒のショールの縁に自分でレースを縫い付けたそうです(右)
色とりどりの振袖、一つとして同じ振袖はありませんね
みなさんはどの振袖が気に入りましたか?
「二十歳を祝う会」の会場に出向き、若い方のエネルギーをいただき、「今年も頑張らなくっちゃ!」という気持ちになりました
やはり若いというのはすばらしいですね
今年ものんびりとブログ更新していきます
おつきあいの程よろしくお願いいたします
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雪の心配から、急いで冬タイヤに変えた方も多いことでしょう
今年も残すところ、10日程となりました
昨日、各務原市の広報で募集していた「竹林救援隊 ミニ門松つくり体験」に行ってきました
会場は蘇原持田町内の竹林でした
広い竹林を少し登ったところで「竹林救援隊」の方々に教えていただきながら作りました
最初は竹を斜めに切るところから始めました
竹の節のところで斜めに切ると、ちょうど笑った時の口のようになるというので3本の内1本は節の部分で切りました
残りの2本は普通の斜め輪切りにしました
そこはお好みらしく、3本とも笑い竹に切っていられる方もいらっしゃいました
切る部分にあらかじめガムテープを巻いておくと切れ口が綺麗になることを教えていただきました
一番長い竹はだいたい60?位の長さにして、そのあとは少しづつ短めにカットしました
そして3本を黒い紐でひとくくりにしました
竹によっては少し反っていたりして、うまくまとまらないこともあるので竹選びも大切だな〜と思いました
太い竹筒にその3本の竹を立てて、足元に鹿沼土を入れました
この鹿沼土は保水性が強いので入れるのだそうです
その後、紅白の葉ボタンを正面の足元に入れました
次に松を3本の竹の両側にあしらいました
その際、3本の竹よりも高くしないようにすることが大事だと言われました
一番高い竹を目印に、お正月の神様が降りて来られるので、それより高く松をあしらってはいけないそうです
なるほど・・・
次に松の近くに梅の枝を挿しました
梅には蕾があり、「春にはちゃんと花を咲かせる」と言って見えました
南天は前の方に挿し、彩りを添えるようにします
南天の赤色が入ると一度に華やかになります
「難を転じる」につながる南天は門松には欠かせませんね
最後に隙間に鹿沼土をしっかり詰め込んでおきます
そして土台の竹筒に飾りの黒い紐を巻いてできあがりです
十分に水を含ませておけば長く楽しめるという事でした
結局、「竹林救援隊」の方々にほとんどやっていただいたような感じでしたが、色々なお話を聞きながらの体験でしたので、とても楽しかったです
早速、我が家の玄関に飾りました
何だか早々にお正月がやってきたみたいです
気分が上がりますね
来年はちゃんと一人で門松作りに挑戦してみます
「竹林救援隊」の皆様、お世話になりました!
良いお正月が迎えられそうです
さて、今年もつたないブログにお付き合いいただきましてありがとうございました
弊店は12月28日〜1月8日まで年末年始の長いお休みをいただきます
お急ぎのご用件や着付け等のご用命は随時受付いたしますので、お気軽にお声掛けください
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寒くなると着物を着るのも温かくて嬉しくなりますね
また着物を着ている人を見るのもなんだか嬉しくなります
さて今年も着物姿の方々を振り返ってみたいと思います
素敵なお召の無地です
地紋が細かな七宝柄で縁起が良いですね
袋帯も帯締め帯揚げも、グレーのお召に合わせてコーディネートされています
川の流れのような、唐草をもじったような柄の袋帯がとてもお洒落です
羽子板や張り子犬などの玩具、打ち出の小槌などの宝尽くしが流れる様に描かれた訪問着
地色の黒色とも相まって格が上がった装いです
金泥の袋帯も、梅や笹竹が描かれ訪問着に合わせて格があります
光沢のある生地の訪問着です
優しい若草色に花柄が流れるように配されて優し気な印象です
花鳥模様が織り込まれた黒地の袋帯が全体を引き締めています
シダレ桜の総刺繍が素敵な訪問着
よく見ると淡いピンクと淡いグレーの片身違いの着物になっています
小物や袋帯も白色で、子供の入学式のスタートに合わせて真っ白な気持ちをお着物に託しているような感じがいたしました
最近の卒業式の定番、男児の紋付袴姿です
慣れない雪駄も履きこなしています
爽やかな空色で、4月からの希望に満ちています
宮参りの喜びにあふれた一枚です
ピンクの初着を羽織ったお母さんのお着物は綺麗なクリーム色の付下げです
こちらは黄色の初着を羽織ったお母さん
着物はベージュの落ち着いた付下げです
単衣の色無地にお洒落袋帯がすっきりしています
総レースの浴衣が個性的です
小物も帯もほぼ白で統一した優しい雰囲気に仕上がっています
オーガンジーの兵児帯をプラスしてフンワリ感を出します
後ろが華やかになりますね
前も軽く結び目を作って小花のような印象です
ピンクの可愛い浴衣に黄色の半幅帯
後ろはホオヅキをイメージした帯結びで・・・
透け感が美しい夏大島
濃い色の着物でも透け感があるので涼しく感じます
夏帯はレース柄の八寸名古屋帯
すっきりしたオフホワイト色が濃い色のお着物に合います
ある酒屋さんの新酒披露会のイベント会場にて出会った花魁姿のお二人
華やか〜!
七五三の装い
アンティーク柄のお着物でお参りです
ピンクの縞々シゴキが印象的です
同じく七五三の装い
袴風のロンパースを着た弟と仲の良いお兄ちゃん
青緑色の初着に金の紋柄の袴がお似合いです
麻の葉柄の紬の単衣
紫色の帯揚げ・三分紐と白の帯留めがポイントになっています
結婚式はやはり留袖ですね
絵画的な染めが素敵ですね
流水柄に地紙いっぱいの柄が喜びを表現しています
年末から年始にかけてお着物を着る機会も増えてくることと思います
またいっぱいご紹介できると良いなーと思っています
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早速、二人の母を連れて白山白川郷ホワイトロードに向かいました
あいにくの曇り空ではありましたが、料金所からクネクネ道を車で登るにつれて木々の色が赤味や黄味を帯びてきました
モミジのような木は少ないようでしたが、ブナ?なのでしょうか?
黄色に黄葉した木々が山全体を覆ってきて、それは見事でした
全体的に黄色の中に時折、赤色や緑色の木が混ざると、その色がより映えて美しいです
まるで錦の絨毯のような感じでした
ホワイトロード最高地に整備されている「三方岩駐車場」では、素晴らしい展望が楽しめました
また、この駐車場から三方岩岳の山頂(標高1,736m)への登山道が整備されていて、たくさんの登山者が向かっていました
約50分で360度の絶景パノラマを楽しめる山頂にたどり着けるそうです
数日前の寒さで積雪も少しあり、紅葉とのコラボもなかなかの物です
ホワイトロードの真ん中あたりまで行くと、「ふくべの大滝」がありました
落差86mと言われる豪壮な蛇谷随一の大滝で、時にはその水しぶきが道路を覆うこともあるそうです
滝の左右の岩盤は大きな屏風のようで「蛇谷金襴銀欄壁」と言った人もいたそうです
ちなみに、ふくべとは瓢箪(ひょうたん)のことです
「ふくべの大滝」の他にも「かもしか滝」や「赤石の滝」などの名のついた滝がいくつもありました
岩山から幾筋もの滝が流れ、谷間に流れ落ちる様も迫力があり、眼下をのぞき込むと怖いほどでした
さて、岐阜県側から始まったホワイトロードの終点は石川県白山市です
帰宅する途中、「白峰」のあたりを通りました
この白峰地区は「牛首紬」という紬織物の産地です
釘を抜けるほど丈夫なことから「釘抜紬」とも言われる紬で、800年以上前から昔ながらの技法が伝承されてきたようです
「牛首紬織の資料館」があったので立ち寄りましたが、残念ながらお休みでした
その流れで、白峰の街中を車で巡ってみました
格子の壁が特徴的な建物ばかりで、景観が昔ながらで落ち着いた感じがとても素敵でした
大きな丸太を割って作った梯子が多くの家に立てかけてあるのが目立ちました
きっと雪が多いこの町ならではの物かと思います
2階の屋根の雪下ろしのためでしょうか?
こちらは江戸時代の大梯子だそうです
屋根に石の重しが乗ったこの建物は行動寺の庫裏(くり)
木羽葺き屋根で、毎年、梅雨前に掃きながらすべての板をめくり、一枚一枚葺きなおす「くれ返し」を行うそうです
屋根の上には太鼓堂があります
こちらは旧長坂家住宅
昔ながらのかやぶき屋根で、同じような住宅が数件固まって残され、近くに「白山ろく民俗資料館」があり、小学生が社会見学していました
ホワイトロードの延長にひっそりと残され、現在も落ち着いた生活をしている白峰のあたりを散策できたのは貴重な体験でした
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皆様いかがお過ごしでしょうか?
さて、「和綿プロジェクト」も最終回の教室となりました
最後はいよいよ作品作りです
その前に前回染めた綿から糸を紡ぐことから始めます
藍、茜、玉ねぎ、うこん、紅茶などで染めた綿 ▲
さらに2本の糸を重ねて撚ります
その時、紡いだ糸の撚りと逆方向に回転させて撚りをかけるという難しいことをしなければいけないのです
そうして出来た撚糸をやかんの口から出る蒸気で糸蒸しを1分ほどします
そうすることで糸が安定して撚りが戻ったりしなくなるそうです
そうして5本の撚糸を作ります
その後、組みひも用の台紙を厚紙で作ります
3の糸をロへ、4の糸をイへ移します
次にBの糸を3へ、Ⅽの糸を4へ、2の糸をBへ、5の糸をⅭへ、Aの糸を2へ、Ⅾの糸を5へ、1の糸をAへ、6の糸をⅮへ移し、イの糸を1へ、ロの糸を6へ戻す
これを繰り返すことで平組みひもが出来ます
配色を考えて糸を置く場所を決めると素敵な作品となります
また、7本、9本と糸数を増やして組んでいくとさらに幅広なお洒落なストラップが完成します
今回私が作ったのがこちらです
組み終わりにビーズを入れるとさらに可愛くなります
今回の「和綿プロジェクト」の教室では、和綿についての知識が増えた事は大きかったです
まさか実際に種から育てるとは思いもしなかったのですが、実際に花が咲き、実になり、綿となり、収穫することが出来たのは貴重な経験でした
また綿から糸を紡ぐことの難しさも実感しました
なかなか細い均一な糸にならないのです
時々太くなったりして、まるで節(フシ)のようで、それもまた味だと思う事にしました
さて着物に多く使われる絹の原料は蚕の繭です
この繭の糸も1本では弱いので何本も重ねて撚るので、その点は和綿と同じだと感じました
「しょうざんの生紬」の反物を見ると、フシのようなものが織り込まれています
原料が「玉繭」であることがフシのできる一番の理由です
玉繭とは2匹以上の蚕が作ったいびつな形の繭で、生糸の原料として機械にかけることが出来ず、普通ははじかれてしまう繭です
そこで、「座繰り」という昔ながらの手動糸繰り機を使い、「玉糸」を作ります
2匹以上の蚕が作った繭ですから、吐き出された糸は絡み合っていることも多く、それが独特のフシになります
純粋な絹なのに、絹ばなれしたざっくりとした風合いを持つ生紬
素敵ですね
もちろん私の紡いだデコボコの綿糸とこの「玉糸」とは似ても似つかないですが・・・
手紡ぎ、手機(てばた)の気の遠くなるような手間を思い、1反当たりの価格が高くなるのもうなずけると感じた今回の教室でした
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我が家では毎年、ススキを探してきて飾ります
昨年見つけた所に今年は無かったので、あちこち探し回りました
毎年、同じ場所にあるとは限りませんね
天候のせいもあるかもしれません
何とか道端に見つけて、玄関に飾りました
お供えに栗きんとんと栗の渋皮煮を作りました
栗の実もちょうど実りの時期を迎えていて下にいっぱい落ちてきました
お供えが済むと一安心します
今回の満月は素晴らしく美しかったです
空気が澄んできたせいでしょうか?
すっかり秋になりましたね
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みなさん、いかがお過ごしでしょうか?
敬老の日を祝って、鮎を食べに関市の洞戸に行ってきました
板取川に面した「鮎や」というお店を予約しました
川床という川に近い場所を用意して頂いて、川の浅瀬を泳ぐ鮎がキラキラと光るお腹を見せる様子が遠目にも見えました
最初に提供されたのは、鮎のてんぷらの酢の物でした
初めて食べる酢の物でしたが、鮎の身が厚くて食べ応えがありました
次に出てきたのは鮎の煮物です
よくある甘露煮より薄味で、骨まで柔らかく、私は頭まで食べてしまいました
次に出てきたのは、定番の塩焼きです
やっぱりおいし〜い!
次は鮎のから揚げです
カリっとして熱々でこれまたおいし〜い!
次は鮎の田楽です
甘辛の味噌がたまりません
そして最後の〆はこれまた定番の鮎雑炊です
柔らかくてホカホカの雑炊に、お腹だけでなく心まで癒されます
鮎尽くしのお昼ごはん
ぺろりと食べました
美味しかった〜!
ごちそうさまでした
さて今回は6回目の「和綿プロフェクト」です
綿を天然の物で染めることが今回の課題でした
「藍」「紅花」「茜」「くちなし」「うこん」などで綿を染めてみました
私たちの班は「茜」の根で染めることになりました
?茜の根薬15gを小さく折って、お茶パック用袋に入れる
?蓋つきポリ容器にパックと熱湯を入れ、約15分放置する
➂パックを取り出し、ネット入り綿約15gを水に浸して絞り、高温の染め液に約15分浸し時々攪拌する
色が薄い場合は再び液に約5分浸す
(ネット入り綿は洗剤洗い、漂白済み)
?焼きミョウバン約1gをおよそ50℃のお湯約1ℓで溶かす
?➂から取り出したネットの綿をそのまま?に約3分浸して、再び➂の液に戻し約3分浸す
?水で良く洗って絞り、乾かす
この手順でやり、見事にきれいな茜色に綿を染めることが出来ました
他の班ではなかなか色が染まらない素材もあったようですので、染めるのは簡単ではないと思いました
この後この染まった綿を紡ぎ、糸にしてから製品に織りあげるのかと思うと気の遠くなるような手間がかかると思いました
今は機械化が進んでいますが、手作業だけの頃は技術も要りますし、時間も途方もなくかかります
その大変さがわかっただけでもこの講座に参加した意義があった様に感じました
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先日、中津川の秋の風物詩「栗きんとん」の時季に合わせて、恵那市内8店舗の商品を詰め合わせたセット「栗くらべ」が発売されました
早速、買いに行ってきて各店舗の栗きんとんを少しずつ食べ比べて楽しみました
甘さが控えめの物もあれば、栗の歯ごたえが少し残してある物もありました
そうかと思えば、滑らかな舌触りの物もありました
色も黄味が強い物もあれば若干茶色っぽい物もありました
でも、どれもそれぞれの味がして、甲乙付け難し!
どれもとても美味しかったです!
それぞれのお店に行くのは大変ですが、この一箱で8店舗を制覇できるのは嬉しいですね
さて、話は変わって、我が家の和綿がついに綿を咲かせました!
花が終わった後に、ぷっくりした実がなり、それが色を変えてきた頃、気が付いたら爆ぜて白い綿が顔をのぞかしていました!
初めての綿は、フワフワで中に種がいくつか入っていて、とても可愛かったです!
こんな小さな綿の木からもちゃんと綿が成るんだと、改めて感動しました!
今度の和綿プロジェクトではこの綿を撚る(よる)事を習いました
それも原始的なやり方で綿繰りをするのです
材料は直径8?のボール紙の円盤と割りばしです
割りばしを円盤の中央に刺し、割りばしの太い方の先端にヒートンを付けます
種を取った綿をほぐして、綿の先をつまんで少し引き出しながら指で回転させて糸にします
それをヒートンに引っ掛けて吊るし、コマを回転させながら糸を撚っていくのです
一つの綿でどれくらいの糸が出来るかわかりますか?
だいたい1メートル、上手に細く撚れる人は1,5メートルも引き出せるようです
私は全く不器用で、すぐ糸が切れるか、太くなったり細くなったりで全然きれいな糸を撚ることが出来ませんでした
上手な人に教えてもらいながらやりましたが、とにかく難しかったです!
綿の種を取るための綿繰り機も見せてもらいました
綿はローラーの間を通って塊になって落ちていきます
手前には種が残る仕組みです
綿花から糸にし、糸から布にする・・・
これは途方もなく長い道のりだと感じました
Tシャツやハンカチ、太さの揃った糸で織りあげた生地のすばらしさを改めて感じた講座でした
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というニュースをテレビで見て、蕎麦でも食べがてら見に行こうと出かけてきました
稲穂が実り始めた田んぼの所々に、白く小さな花が絨毯のように広がった畑がありました
「荘川ソバ」は昼夜の寒暖差を生かした大粒で甘みの強いソバで、9月下旬から収穫が始まり、10月からは「新蕎麦」が食べられるそうです
「荘川そばの里」には大きな五連水車がありました
左端の最大のものが直径13メートル、順に直径4,5メートル、5,0メートル、5,5メートル、3,6メートルの水車が並んでおり、五連水車としては、日本一の大きさだそうです
水車小屋は今回は閉まっていたのですが、水車の動力を利用して直径2,2メートルの石臼が回り、ソバを挽いているようです
「荘川そばの里」にある蕎麦屋はあいにくお休みでした
どこかに美味しい蕎麦屋は無いかと車で回っていると、家々の入り口に献燈と書いた華やかな提灯が飾ってありました
近くの白山神社には、のぼりも掲げられています
珍しいかやぶきの屋根の神社でした
すると何やらお囃子の音がしてきました
祭りの法被や昔の装束を着た山車のような一団がやってきました!
太鼓や笛などの楽器を鳴らしながら、後ろには獅子舞の舞い手が続いていました
偶然にも貴重な祭り行列に出会い嬉しかったです
結局、良い蕎麦屋が見つからず、行列の近くの山菜うどんの美味しいお店「喜之助 式部の庵」に入りました
食事の後、その近くに「治郎兵衛のイチイ」があるというので見に行ってきました
推定樹齢2,000年以上と言われる立派なイチイでした!
足元の幹の太さにはビックリです!
樹高は13メートル、幹回りは7,95メートル、巨樹巨木のイチイの部では日本一だという事です
蕎麦は食べれませんでしたが、ソバの花から色々な物を見ることが出来た小さな旅でした
10月にはもう一度訪れて、新蕎麦をいただきたいと思いました
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一つだけなら可愛いものですが、枝という枝に蓑虫がぶら下がっている様はちょっと不気味でした
よく見ると中から黒い幼虫が出てきていて葉を食べています
今年のシダレモミジの紅葉は残念ながら期待できそうもありません
これも温暖化の天候のせいでしょうか?
さて和綿プロジェクトの4回目が先日開催されました
台風にもめげず、くすり博物館の綿の木は元気に育っていました
花も咲き、綿の実も大きくなってきました
葉巻き虫の退治をした後、今回は身近な玉ねぎの皮を利用しての染め体験をしました
?水切りネットに玉ねぎの皮約15g入れた物を2袋作る
⓶蓋つきポリバケツに?と熱水1,5ℓを入れ、蓋をして10〜15分放置する
1〜2回蓋を開け、ネットを裏返す
➂綿布などに筆を使って豆乳で描く
?ヘアードライヤーで十分乾かす
??の布を⓶に入れ、約10分間染める
?焼きミョウバン約2gを水500mlに溶かした液に染めた布を薬1分浸す
?水で洗って絞り、乾かす
今回は玉ねぎの皮を使って染めましたが、賞味期限切れの紅茶やコーヒーなどでも手軽に染まるようです
捨てる物から染めるなんて、エコだな〜と感じました
豆乳を使うことで、描きたいものが濃く染まる事がわかりました
またミョウバン媒染により、きれいな黄色になる事にもビックリしました!
別のガーゼハンカチに絞り染めをしたものがこちらです
少し濃い茶色の部分が豆乳を塗ったところです
豆乳を塗ったところが濃くなるのは、豆乳が液体のたんぱく質だからだそうです
染める生地の毛・絹・綿などは、固体のたんぱく質繊維で、そこにたんぱく質の豆乳や牛乳を塗りこむと、たんぱく質の量が増えて濃くなるという事でした
以前から綿や麻布は、天然染料で染まりにくい特性があり、その場合に呉汁(豆汁、ごじる)という大豆を絞った汁に綿や麻布を浸めていたそうです
昔の人々の知恵を感じました
さて我が家の綿も大きくなり花を咲かせて、実も膨らみ始めました
綿にも種類がいろいろあり、葉の形、花の色、実の付き方などに個性があり、アジア綿、陸上綿、海島綿、交配綿などの区別があるようでした
我が家の綿はどれに当たるのかな〜!?
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台風7号の上陸、北上に伴い、遠ざかってもなお全国的に天候が不安定となっています
みなさんのお住まいは大丈夫だったでしょうか?
さて、8月もあとわずかとなりました
装いも夏着物から単衣の着物へと変わる頃でもあります
そんな衣替えの時期に合わせて恒例の、丸洗いキャンペーンを開催いたします
この機会に気になっていたお着物のクリーニングをしてみませんか?
・着物を着たけれど、それほど汚れが無いように感じる方
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・衿のファンデーション汚れだけが気になる方
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お預かり期間・・・9月1日〜9月30日
価格
きもの・・・¥3,900 (通常価格¥7,900) 税別
長襦袢・・・¥2,900 (通常価格¥5,400) 税別
留 袖・・・¥4,900 (通常価格¥9,000) 税別
振 袖・・・¥4,900 (通常価格¥9,000) 税別
袋 帯・・・¥2,900 (通常価格¥6,300) 税別
※注1
単衣も袷衣も同価格です
羽織は着物と同価格です
名古屋帯も袋帯と同価格です
※注2
丸洗い(京洗い)とは・・・着物のクリーニングです
着物や帯を揮発系溶剤で、仕立て上がったままの状態で洗います
特に汚れやすい衿、袖口、裾は下洗いした後、全体を洗います
油性のシミ(ファンデーション、口紅など)に効果的です
汗などの水溶性のものは取れないことが多いです
汗が気になる際は、別途汗抜き加工(¥3,000税別)を追加されますことをお勧めいたします
※注3
付いてから時間が経過した汚れや、変色したシミ等、丸洗いでは落とせない場合があります
その場合、別途シミ抜きが必要になります
汚れがひどい場合には、最初からシミ抜きをお勧めいたします
この機会に是非、お着物のお手入れをされてみてはいかがでしょうか?
ご来店を心よりお待ち申し上げます
また、ご自宅までお預かりにお伺いすることも可能です
お気軽にお声掛けください
連絡先:☎058-382-5205
みなさんお変わりありませんか?
さて、「衣」のルーツを知る・育てる・紡ぐ「和綿プロジェクト」の三回目が先日開催されました
前回同様、和綿のあたりの草引きから始まって、今回は「葉巻き虫」という害虫の駆除もしました
葉巻き虫というのは、和綿の葉を食べて枯らしてしまう害虫で、名前の如く葉に巻き付いています
丸まった葉っぱを見つけたら、こまめに葉ごと取って潰して駆除しないといけません
一つ巻き葉を見つけたら、その葉の近くに3〜4枚はみつかります
残らず摘み取らないと、すぐに良い葉まで被害を受けてしまいます
皆で、目を皿のようにして駆除しました
わかりにくいかもしれませんが、これが取り除いた葉巻虫の入った葉っぱです
さらに、追肥もしました
発酵油粕という固形の肥料でした
ペレットのような円柱形の肥料で、苗の根本の左右に1個づつ土の中に軽く埋め込むように追肥しました
ちなみに前回より1ヵ月程経ち、和綿の丈も50?ほどに大きくなり、可愛い花も咲いていました!
自宅で育てている和綿はまだ背丈も30?ほどですし、花も咲いていなかったので、びっくりしました
花が咲けば実も成る事でしょう
なんだか、急に綿の苗だという事が実感されました
さて今回は、藍の絞り染めを体験致しました
? 最初にハイドロハイター約15gとセスキ炭酸ナトリウム3〜5gを約50mlの水で溶かす
⓶ 水約1、5ℓ沸かし、藍の乾燥葉約15g〜20gを入れたポリバケツに湯を移し、?を混ぜたら蓋をして焼く15分間放置する
➂ 蓋をしたままおよそ70℃くらいまで温度を下げる
? その間に、ハンカチなどに絞り加工を施す
絞り方は自由で、針と糸で縫い締めをしても良いですし、ビー玉を丸めて絞っても良いです
鹿の子絞りや鳴海絞りのように細かく絞っても良いです
フィルムケースを挟んで丸く色抜きをする方法もありました
? ?を1分〜数分間、ポリバケツの中の液に浸す
その後液からハンカチを出して広げ、まんべんなく空気に触れさせる
これを数回繰り返すと濃く染まる
私は三角の板を挟んで板締めにしてみました
?繰り返し浸して望みの濃さに染まったら、水で洗い、軽く絞って乾かす
空気に触れると見る見るうちに青く変色してきます
でも、水洗いすると色落ちしてしまいます
色落ちのことも考えて、「もっと何度も浸す・取り出して空気に触れさせる」を繰り返すことが必要だとわかりました
又お湯が冷めすぎると染まりにくいこともわかりました
結局、板締めして染めた私のハンカチは、洗ったらこんなに薄く色落ちしてしまいました
かすかに三角の柄になってるのわかりますか?
もう一回染め直したいくらいでした
でも良い勉強になりました
その後、我が家の和綿にも無事に花が咲きました
今のところ、葉巻虫の発生もなく、一安心しています
自宅で種から育てた藍も2週間で、少し芽が出てきました
1か月でこれくらい大きくなりました!
今後は少し間引いてさらに大きく育てたいです
この藍を使って、藍染めが出来たら最高ですね
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「暑くて着物なんて着ていられない!」
なんて言う声が聞こえそうです
でもどうしても着ていかなくてはならない日もありますよね
そんな時、少しでも気分を上げるために、いつもの装いに気軽にプラスするグッズがあります
それはお洒落な半衿です
季節を織り込んだ物や夏らしい素材、色を足すことで、心が躍りますね
まずこちらの半衿は、白地の絽の生地にトンボと渦まきが刺繍されたものです
アセテート55%、レーヨン40%、絹5%の混紡で、気軽に洗濯もできます
ポリエステル100%の黒地の絽の半衿で、ホタル柄もあります
ススキとホタルが夏らしいですね
白っぽい夏着物の際に黒の半衿を付けると、メリハリが効いて良いですね
同じくポリエステル100%の水色地に赤い金魚の絽の半衿も素敵です
涼しげな水色に赤い金魚が可愛いです
網目模様をモノトーンで表した半衿です
前後左右に連続するリズミカルな曲線模様が美しいです
淡いクリーム色に細かいドットで網目が描かれています
淡い水色の麻の葉柄の絽の半衿です
麻は丈夫で成長が早いことから、子供の産着として良く用いられる柄です
夏の小紋に合わせても素敵です
淡い色目で、全体柄なので、垂れ物の夏着物に使用しても良いかと思います
いつもの真っ白半衿に、少し変化を付けてみるのはいかがでしょうか?
気分も変わって楽しいと思います
半衿は顔の一番近い所にありますので、きっと周りのみなさんにも気づいてもらえるはずです
「あら、金魚!?」
と声をかけてもらえたりすると、
「やったー!」
って気になりますよね
衿元のおしゃれ、挑戦してみてください
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まだまだ雨も続き、復旧作業もままならない状態かと思われます
そちらの地域の方々にお見舞い申し上げます
私どもの住む岐阜では、大雨が降った後には猛暑がやって来て、身体がその気候の変化に付いていけないような状態です
でも地域に大きな被害が出ていないのが幸いだと思っています
さて、今、午後3時、
先ほどまでの晴天が嘘のようになり、黒雲が立ち込め、稲光が光り始め大粒の雨も降り始めました
でも1時間ほどで雷雨も止み、薄日も射してきました
するといつも我が家の玄関には、可愛いお客様が顔を出します
カタツムリです!
だいたい玄関の表札のあるあたりの石組のあちらこちらにやってきます
小さな赤ちゃんのようなカタツムリ、まだ殻が薄くて透き通っているような生まれたてのカタツムリもやってきます!
可愛い!
庭の手水の縁にも居ました!
庭の砂利石の中に紛れ込んでいるモノも居ます
気を付けないと踏んでしまいます!
孫があちらこちらのカタツムリを集めて並べました
一度に5匹も見つかりました
これが我が家の雨の日の景色です
雨上がりに我が家のインターホンを鳴らす時に、近くをよく見てくださいね
きっとカタツムリが見つかりますよ
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庭のユリとグラジオラスも綺麗に咲いたので、玄関に飾ってみました
さて、市民講座の和綿プロジェクトの第2回目がやっと開催されました
前回撒いた種が発芽して、その周りの雑草を引くことから講座は始まりました
あれから2ヵ月程経ってくすり博物館の苗は、まだほんの四つ葉の状態でした
家で蒔いた種から発芽した苗の状態は下の様な感じです
だいたいくすり博物館に撒いた苗とほぼ同じだったのでホッといたしました
でも自宅では20粒ほどの種を植えたのに、発芽したのは5粒のみでしたので、和綿を育てるのは難しいな〜と思いました
さてくすり博物館の苗の周りの雑草をみんなで手分けして引いて、すっきりさせました
一輪車の上には、引いた雑草がこんなにいっぱいになりました
草引きが終わると、摺り込み染めによるコースター作りです
材料は身近にあるものばかりです
菓子箱を切った台紙、染めたい布地(白い綿生地2枚、縁に藍染めを施した綿生地1枚)クリアファイルの板、おはじき1個です
今回は春車菊と大金鶏菊とモミジ葉で染めました
やり方としては、木綿の上に花びらを置き、クリアファイルで押さえて、おはじきでこすって花の色を布地に移すというシンプルなものでした
小学生の子も参加しているので、簡単にできる方法を選んでいるようです
でもやってみると意外と力がいりました
強く摺らないと、色がきちんと移らないのです
そして花びらを選ぶ際のポイントとしては、水分の多いものを選ぶ事も大切でした
さらに、花も葉も水に一度濡らすと、さらに濃く色が布に移る事もわかりました
摺りこんだ後の黄色にはフラボノイドという色素が含まれており、重曹を溶かしたアルカリ性の溶液を塗ると赤色に変化します
科学の実験のようで、とても面白かったです
間違えたら、クエン酸を溶かした酸性の溶液を塗れば、中和して元の黄色に戻ります
左のコースターの真ん中は春車菊、周りは大金鶏菊ですが、その大金鶏菊の根本は重曹で赤く染めたものです
染めた綿生地に張りを持たせるために、裏に接着芯をアイロンで付けます
その後、ビニールシートでコーティングします
最後に周りをハサミでカットして、コースターの完成です‼
今回は草木染め体験としてコースターを作りました
次回は、着物にもよく使う藍を使った絞り染めをするそうです
さらにその藍の種もいただきました
また、家で栽培することになりました
藍にも種類があり、たで藍、琉球藍、インド藍の3種の種を早速撒くことにしました
こちらも無事に育ちますように・・・
今晩、コースターをさっそく使ってみました❣
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週末ごとに雨が続き、お出かけに着物を着る事をためらうようなお天気です
そんな時に重宝するのは、なんと言っても雨コートですね
最近は手軽なポリエステルの雨コートもあります
こちらは一部式の雨コートです
色も豊富ですし、サイズも5段階に分かれています
身丈が4センチ刻みになっているので、ちょうど良いサイズが見つかるのではないでしょうか?
裾サイドにスリットが入っているので歩きやすいのも良いですね
何よりも自宅で洗えるのが最高です!
帰りに雨が止んだ時には畳んで収納できる可愛い袋付きです
もちろん昔ながらの撥水加工を施した正絹の反物から、マイサイズの雨コートをお誂えすることも可能ですが、最近はその数も減ってきていて、なかなか良い色柄の反物に出会えないのが残念です
ちなみにこちらは私物の柄物と黒の雨コートです
さて、大事な草履が汚れたりするのを防止するグッズとしては、このような草履カバーがあります
草履をまるごと包み込みますので、草履の底面が剥がれてしまうようなことは無くなります
透明なので、草履の色などもある程度は外からも見えます
室内に入れば、ホックを外して通常に戻せます
それも面倒なら、雨用のビニール草履なら、お気軽に使えます
底面はウレタン使用で、雨でも気になりません
軽く拭くだけでお手入れ簡単です
ただし、こちらは台の色が黒で礼装の際には不向きですので道中のみに使用し、会場で本来の草履に履き替える方が良いかと思います
余談になりますが、お台所での水仕事用には和装のエプロンや水屋着があると助かりますね
慶弔用に白や黒のエプロンから、普段用に柄物までいろいろあります
雨対策や水仕事対策に関して、気になる際にはお気軽にお声掛けくださいね
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場所は「内藤記念くすり博物館」でした
ナンジャモンジャの花が満開の正面入口から中に入りました
初めて訪れた緑豊かな会場での講座は心躍ります
講師の先生は「日下部信幸」先生で大学で繊維に関する教育を教えていらっしゃる方でした
小学生の親子の参加もある講座でしたので、わかりやすく優しくご指導いただけてとてもありがたかったです
資料もたくさんあり、綿の歴史から育て方、紡ぎ方、染め方、撚り方まで教えていただけるようです
最終的には簡単なストラップを織るところまで学べるのです
歴史の中で、綿が日本に初めて伝わったのは三河国(愛知県)であるという話にはびっくりしました
またそれを広めたのは徳川家康の生母の「於大(おだい)の方」という話も初めて知りました
三河木綿や知多木綿が有名なのは、そのおかげだと納得致しました
さて、第1回目は綿の種を植えることを学びました
種を1週間〜10日ほど水につけて芽を少し出してから植えるようです
畑の土には種まきの1週間ほど前に石灰を混ぜておかないといけないそうです
割りばしの長さくらいの間隔(20?〜30?くらい)で一人10粒ほど実際に植えさせていただきました
箸で穴を2?くらいの深さに開けて種を植え、軽く土をかけて終わりです
植え終わったらたっぷりと水をやります
7日〜10日後には発芽するようです
早いのでびっくりしました
次回の講座までは、博物館の方々が水をやって育ててくださるようです
また芽が出ない種のところには、別の予備の苗を補充してくださるという、至れり尽くせりの優しさに感謝です
和綿と一口に言っても、種類がたくさんあることも学びました
アジア綿、ピマ綿、陸上綿、海島綿・・・
出来上がる綿の色も様々なのにも驚きました
綿は白色だと思っていたのに、茶色や緑色のものもあるのです
花や葉も色々で、種類によって特徴があるようです
講座の後、自宅で育てるように7種類もの種をいただきました
早速、自宅でもやってみようと水に漬けておきました
博物館の苗と自宅の苗と共に大きく育つことを祈っています!
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色々なことの始まりの四月、
私も新しいことにチャレンジという事で、市の生涯学習の講座に申し込みをしました
私が選んだのは「衣」のルーツを知る・育てる・紡ぐ和綿プロジェクトです
8回にわたって学ぶ講座で、種まきから綿を栽培し、収穫後は綿繰りや糸紡ぎ、草木染め、織りの体験まであるようです
正絹ではないけれど、綿糸から製品になるまでの体験は、今後の着物生活に何か役に立つような気がしています
今から楽しみです
随時、学習の経過をブログでご紹介したいと思っています
さて、ここで少し着物姿のご紹介をしたいと思います
まずはおめでたい柄の訪問着です
子供玩具や宝尽くしの柄が散りばめられて楽し気です
地色が黒なので、きりりとした印象もあります
こちらはお召の色無地です
グレーの無地ですが、地紋のある先染めの織の着物でおしゃれな感じもします
帯も個性的で印象的な装いです
小学校の卒業式には、紋付羽織袴の姿も最近は当たり前になってきました
成人式の前に着物に接する機会が出来るのも良いものですね
小学校の卒業式の女子の袴姿です
お母様の小紋にエンジの無地袴が古典的で素敵です
花の刺繍が全体に入った豪華なシルバーの訪問着に、同系のシルバーの袋帯がおしゃれで正装感のある装いです
新一年生のスタートに清々しさと華やかさを添えていますね
お宮参りは春らしい色目の付下げに女の子らしいピンクの初着が可愛いです
晴れやかな気持ちが着物に表れていますね
コロナでここ3年間は自粛傾向でありましたが、お茶会なども通常通り開催されるようになりました
着物を着る機会もますます増えてくることと思います
楽しい着物生活を送ってくださいね
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週末はあいにくの雨模様で、隣の中学校の桜並木も寂しそうでした
せっかくの満開の花を見る人もなく、次の晴れの日を心待ちにしているようです
庭のムスカリも今が見頃です
ボケの花も綺麗です
スズランに似たスノーフレークも可愛らしく咲き始めました
さて、今月奈良に行く用事があり、少し「奈良町散策」をしました
なんといっても一番印象的なのは、昔ながらの家並みですね
元暦元年より24代も続く菊岡漢方薬局も趣があります
店舗の入り口も格子戸があり、お洒落です
奈良町資料館にはたくさんの「見代り申」がぶら下がっています
「飛騨のさるぼぼ」に似ていますね
奈良町格子の家は内部まで自由に見ることが出来ます
今西家書院(重要文化財)の唐破風
日本特有の形で中央は弓形、左右両端が反り返った曲線状の装飾板です
今西家書院の茶室の天井は、杉の網代編みで、中央に龍が描かれていました
今西家書院では「あずき麹」という麹入りのぜんざいのような甘味を頂きました
志賀直哉旧居は、文人の集まるサロンのような働きもする広いお宅でした
こちらは書斎です
志賀直哉は子供の教育にも熱心で庭には子供用のプールもあるほどでした
志賀直哉旧居につながる街並みの塀も特徴的なものでした
旧大乗院庭園は、古くからあった東大池を利用して、その周辺に小池や橋、亭などを設け舟遊びなどをおこなったと言われています
とても広く静かな庭でした
コスモス寺と言われる般若寺です
十三重石宝塔が印象的でした
今の時期はコスモスではなく水仙が見頃でした
あちらこちらとブラブラ歩きました
これからどんどん暖かくなり散歩に良い季節となります
是非、奈良にもお出かけください
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みなさん、いかがお過ごしでしょうか?
少しづつコロナ前の行事が開催されるようになり、着物を着る機会も増えてきました
さて着物を着たときに困る事の一つはトイレですね
大事なお着物を汚さないように用を足すのは、慣れないうちは大変ですね
最近は洋式トイレが普及してきましたので、少し楽にはなりましたが、それでもいろいろ気を使います
はしょったお着物等が落ちないように腰ひもやピンチを袂(たもと)に忍ばせておくのも良いです
それらを使って仮止めすると、手が空いて楽です
最近そんな悩みを解消する便利グッズが出てきました
それが、「トイレでパパっと肌襦袢」です
衿ぐりが?字でゆったりとしたワンピースタイプです
素材も滑りの良いポリエステル95%、ポリウレタン5%でできており、しっとりした柔らかさがあります
伸縮性も高く、振袖のような袖も十分入れ込むことが出来ます
こちらがこの肌襦袢の使い方です
細かく見ていきますね
見事に手が空き、お手洗いのストレスが無くなりますね
肌襦袢の下の方に穴があり、腕を通してそのまま肩に掛けるという画期的なものです
無理にたくし上げて、着崩れしてしまう心配もありません
初めてお着物を着るのが振袖の場合、長い袖の始末に戸惑う方は多いはずです
この肌襦袢はとても便利だと思います
着物と長襦袢・袖の始末の大変さを考えるとトイレに行かずに我慢するという方も少なからずあるかと思います
そんな方にぜひ使っていただきたいと思いました
Ⅿサイズは〜159?
Ⅼサイズは160?〜
どちらも5,500円(税込)です
気になる方はお気軽にお声掛けくださいね
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お正月もずいぶん経ちますし、夕方に行きましたので人も少なめではありましたが、神殿の前は行列ができ、長いお祈りをする方も多く、この不景気を神頼みで乗り切りたい人が多いような感じがいたしました
いつもお店に飾っておく熊手を参拝の後、買いに行きました
今年も良い年でありますように・・・
さて今週、この冬一番の寒さがやってきました
各務原では、昨年末の積雪よりも雪の量は少なかったのでホッとしました
けれど冷え込みは前回よりひどかったのか、我が家の洗面所とお風呂の水道管は凍ってしまい、大変な思いをしました
お水をチョロチョロと出しておくべきだったと後悔しました
こんな寒い季節には、着物を着る際にも温かくする工夫が必要ですね
ヒートテックの肌着が流行り、久しくなっています
着物の世界でも同様にあったか肌着がありますのでご紹介いたします
衿ぐりを広めにとったあったか肌襦袢です
ガードル機能付きで女性には嬉しいですね
パンツタイプでさらに保温性が高いと思います
サーモギアという吸湿発熱性と調湿機能に優れた繊維で、暖かさを保ちながらムレの調整機能も備わっています
肌側が起毛となっている点が良いですね
また、足元を温かくするグッズもあります
和装インナー足袋です
東レの「ソフトサーモ」糸を使用した薄手のストレッチインナー足袋で、お手持ちの足袋の中に重ねて履くことで、暖かさが倍増することでしょう
ネル生地の足袋を何足も持つ必要がなく、いつもの足袋の中に履くだけで良いので経済的かと思います
薄手でかさばらず、洗ってもすぐ乾くのも利点です
こちらはひざ下まで長さのあるインナーで、着物ストッキングを履く必要もありません
またひざ下全体の保温となりますし、襦袢への皮脂汚れ防止にもなりますね
商品にご興味があるようでしたら、お気軽にお声掛けくださいね
他にも、防寒にはコートやショールも欠かせません
温かくして、冬の着物生活も楽しんでくださいね
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本年も変わらぬご愛顧をお願い致します
さて成人が18歳からになった昨年の法令を受けて、各務原市では「成人式」ではなく、「二十歳を祝う会」と名を変えて、密を避けた4部制での開催となりました
早速気になる振袖のご紹介を致します
(左)抹茶色にすっきりした柄の振袖、赤い帯揚げと重ね衿がポイント
(右)白地に大輪の花が散りばめられた振袖、金と黒の亀甲柄の帯とバッグがポイント
(左)紫地に大きな白菊が目を引きます
(右)白地に小ぶりな色とりどりの花が控えめながら印象的
(左)紺地に総柄の華やかな振袖、帯の真っ赤な柄がポイント
(中)辛子がかった黄色の振袖、白色の小花が可憐です
(右)赤地にバラの花、裾の黒色が全体を引き締めています
今年もみえました!花魁風の帯の前結び・・・
黒地の振袖に赤い袋帯が映えます
大きく衿を抜いて着るのが特徴ですね
(左)黒地に大きな雲取り模様をあしらい赤や金の花が描かれたすっきりした振袖
(右)えんじ色の無地の振袖。白い帽子と衿・袖口のフリル、黒ブーツが洋風アレンジです
黒と赤を基調とした色目の振袖
共にレトロ感があるコーディネートです
右の方は黒レースの手袋、左の方は厚底黒ブーツがお洒落!
ほんわか可愛い色目でまとめた振袖
三つ編みおさげが、甘さをプラスしています
(左)黒と白を基調にした振袖、金色の重ね衿と帯締めがポイント!
(中)黒の紋付きの振袖、古典柄が豪華に描かれています
(右)白地に大輪の花が裾に行くほど濃い色目に染め上げられていて重厚な感じです
相変わらずやんちゃな袴姿の男性達もいました
でも写真には素直に応じてくれて、とても可愛かったです
(左)上半身は黒が目立ちますが、下半身は小花いっぱいのピンクが可愛らしい振袖
(右)白地に一輪の花柄がポイントの振袖、帯周りとブーツで華やぎをプラスしています
(左)白地に薄墨色の花が散りばめられた振袖、袖口の黄色が爽やかさを出しています
(右)緑の無地振袖に、赤と黄色の重ね衿が衿元を引き締めています
(左)濃紺に同系の花が豪華に描かれています
(中)オレンジとグレーの片身替わりの振袖
(右)黄色とグレーの振袖、流れるような花の曲線が優しい感じです
カラフルな色目をふんだんに使ったレトロな振袖、
その明るさを黒のバッグで引き締めています
(左)白と黒の抽象柄の振袖、ポイントは帯の中の赤色です
(右)落ち着いたこげ茶に飛び柄がすっきりしています
(左)絞りもたくさん入った可愛い振袖、波のようにあしらわれた黒がポイント
(右)黒地の小紋柄の振袖、黒帯が全体を引き締めています
(左)濃い緑が裾に行くにしたがって淡い色の柄に変わっていく振袖
(右)黒地に赤の花が多い中、黄色の花が散りばめてある振袖も目を引きました
全体に赤っぽい振袖のお嬢さんが揃いました
どの方も素敵です
(左)淡い鶯色の振袖、裾に行くにしたがって抹茶色になり落ち着いた雰囲気です
(右)ピンクに色とりどりの花の振袖、注目すべきは帯ならぬ黒のコルセット!
裾には黒レースを縫い付けてあります
(左)抹茶色に色とりどりの花が華やかな振袖
(右)白地に道長取り文様がすっきりと描かれた印象的な振袖
(左)辛子色とこげ茶色のシックな振袖
(中左)優しいピンクに花柄が王道の振袖
(中右)赤地に小花の振袖も、これまた王道
(右)毛皮にレースが縁取りの様に付けられたショールが素敵!
まだまだたくさんの振袖がありました
二枚と同じ振袖がないので毎年感心しています
それぞれご自分に合った素敵な振袖を見つけてこの日に向けて準備していらっしゃいます
今日が良い天気に恵まれましたことを心よりお喜び申し上げます
素敵な二十歳のみなさんに乾杯!
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今年最後のブログにみなさんの素敵な着物姿をご紹介いたします
まず最初は全国的にも話題になったこの人たちの着物姿です
信長役で祭りに華を添えて下さった木村拓哉さん
岐阜市出身の伊藤英明さんは二度目の参加です
がらりと変わって七五三の装いのご紹介です
お母様の着物を娘さんが七歳のお祝いに着用されました
帯などの小物もすべて大事にしまってあった物です
次は可愛い姉妹の七五三の装いです
共にピンクの着物が可愛らしいです
絞りの帯揚げに合わせた黄色のバッグも素敵ですね
袋帯は大人の物を子供用にお仕立て直しした物です
変わり結びでずいぶん印象が変わりますね
今度は七歳のお姉ちゃんと五歳の弟さんの祝い着です
お姉ちゃんは黒地に蝶と花が印象的な振袖です
弟さんはグレーの羽織袴ですっきりと勇ましいです
お母様も素敵な訪問着でご一緒にお参りです
光沢のある無地袋帯も豪華な変わり結びで華やかになりました
こちらも兄妹仲良く着物でお参りです
お兄ちゃんは二分の一成人式です
紺色の羽織袴が凛々しいです
双子の妹さんは黄色とピンクの振袖で、みなさん素敵です
次はご家族そろっての七五三の記念写真です
三歳児の七五三は、初着と袴で可愛らしく装います
後ろ身頃は刺繍が華やかな兜柄です
白地の着物に深緑色の金襴袴が良く映えます
こちらも三歳児ですが、羽織袴姿です
小さい子が楽なように、袴の紐は作り付けで、ウエスト部分はゴム仕様という便利なものでした
次は宮参りのお写真です
赤ちゃんを抱く父方のお母様も訪問着でお祝いです
こちらも宮参りです
両家のお母様もお着物で、素敵ですね
みなさん揃ってお子様の成長を喜ぶ姿がほほえましいです
2歳年上のお兄ちゃんと一緒に宮参りです
健やかな今後の二人の成長も祈ります
初着の結び目には子供の成長を願うお守りや玩具(張り子犬やでんでん太鼓)を下げます
地方によればご祝儀袋や、穴の開いた硬貨をぶら下げることもあるようです
結婚式の留袖姿です
大きく羽を広げて飛ぶ鶴がおめでたい柄ゆきです
親子で素敵な訪問着の装いです
お茶会も少しづつ開催されるようになりました
優しい色目の訪問着姿です
叔母さんとして結婚式に参列されます
気軽なお茶会には小紋に名古屋帯で・・・
足袋も柄物でおしゃれにしています
八掛の色目に合わせた帯揚げ帯締めでコーディネートしています
小紋の縞のように見えるのは、子猫の行列です
それに合わせて名古屋帯も猫の柄というこだわりです!
最後は可愛い浴衣姿です
緑色の地色に蝶と花がポップな色で描かれています
赤い兵児帯で引き締めています
実はツーピースタイプの浴衣です
おはしょり知らずの簡単着付けができます
レースの兵児帯も今どきです
今年一年、ブログを見ていただきましてありがとうございました
相変わらずのゆる〜いブログですが、来年も引き続きよろしくお願い致します
寒くなりましたので、風邪など召しませんようお体大切に良いお年をお迎えください
年末年始のお休みは12月29日(木)〜1月9日(月)までいただきます
長期になりますがよろしく願いいたします
急なご用件の場合は、お電話いただけましたら対応できるかと思いますのでご連絡ください
📞058−382−5205
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みなさん、体調はいかがですか?
11月6日の「ぎふ信長まつり」は、岐阜県だけではなく、全国的に注目されることになりましたね
騎馬武者行列に木村拓哉さんと伊藤英明さんが一緒に参加されるという事で、観覧申し込みには岐阜市の人口の2倍以上の100万人近い応募があたったようです
という私も応募した一人なんですが、残念ながら落選しました(泣)
仕方なく岐阜放送の生中継を見て、観覧者と同じ時間を共有することにいたしました
テレビだと木村さんも伊藤さんも大きくハッキリと見えて、それだけで感激しました
さて今回は「着物の身丈直し」についてお伝えしたいと思います
お母様のお着物を譲り受けたけれど、丈が短い!
知り合いから頂いたお着物のサイズが合わない!
古着屋さんの着物の丈が短かった!
というようなことはよくありますね
長い丈を短く直すのは、縫い縮めればよいので。それほど問題はありません
でも短い丈を長くするのはなかなか難しいです
着物には、「内あげ」というものがあります
前は見八つ口の下あたり、後ろは背中あたりにある縫込み部分です
この「内あげ」部分に生地がたくさん縫い込まれていれば、身丈を長くすることが可能です
縫込み分を伸ばせば、伸ばした分だけ身丈を長くすることができるのです
「内あげ」が少ない場合や「内あげ」が無い場合は、身丈を伸ばせません
そのためには生地を足すことで、身丈を確保することが必要になります
こちらの小紋は、お母様が背の高い娘さんのために別生地を足して身丈を長くした着物です
二か所に別生地が継いであります
上の一か所は「内あげ」の場所で継いであります
普通はここだけで10?〜15?くらい身丈を長くすることが出来ます
この位置はちょうど帯を締める位置に当たりますので、別生地を足しても帯で隠れてしまいますね
下のもう一か所は、おはしょりの内側に当たる位置です
おはしょりはだいたい人差し指1本分くらいの長さですから、5?〜10?くらいは身丈を伸ばせるはずです
娘さんの腰ひもを締める位置(腰骨の少し上の位置)を測り、ちょうどおはしょりで隠れる位置に別生地を継ぎ足しています
少しずれると別生地が見えてしまいますので、神経を使って生地を足す位置を決めました
もし残布の共布があれば、継いでも目立ちにくいのですが、今回の小紋の余り生地はありませんでした
そのため弊社にある全く違う生地を使いましたので、良い位置に継ぎ足すことが出来るか非常に心配しておりました
でもお陰様で、何度も着用された娘さんからは
「お母さんの着物を背の高い自分が、気軽に着て楽しめるのは嬉しい」
「着物は、直して一代、二代と引き継いで着ることが出来るのですごいことですね」
「生地を足したことを全然気にせず、とても着やすいですよ」
と喜びの声もいただいております
短い着物に困っていらっしゃるみなさん、
諦めずに生かせないか、考えてみても良いですね
特に付け下げや訪問着などは「内あげ」部分に生地が縫い込まれていることが多いので、別生地を継ぐことなく、伸ばすことが出来るのではないかと思います
小紋や無地の場合は共布の残布があるかもしれませんので、一緒にお持ちいただけますと助かります
いつでもご相談に乗らせていただきますので、お気軽にお声掛けくださいね〜
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人気の「ジブリの大倉庫」は外れましたが、「どんどこ森」が当たり、「サツキとメイの家」を楽しみに出かけてきました
指定入場時間も13時30分と決まっていたので、遅れないように出かけました
駐車場がいっぱいではないかと心配していましたが、意外と空いていて気が抜けました
また普通に園児が散歩していたり、家族連れも多くて、「今日って内覧会じゃなかった?」と不安になるくらいでした
係りの方にお尋ねして、受付のテント目指して歩いていきました
途中、日本庭園のしつらえもあり、広い敷地にビックリしました
やっとテントのある場所にたどり着くと、どんどこ森の頂上までモノレールが動いていました
ほんの2分ほど乗っていくと頂上です
他にも階段道(5分)やスローブ道(10分)で頂上に行くことも出来るようでした
そして頂上!
そこには大きなトトロがいました!
小学生以下はこのトトロの中に入って口の窓から景色を臨むことができるようでした
赤い屋根の小さな家は売店で、トトロのお守りや土鈴が販売されていました
山頂の印の石碑もありました
上には黒いドングリが乗っているところがトトロの世界観が出ていて可愛らしかったです
頂上から「サツキとメイの家」まで降りていく階段がありました
降りていく途中には8合目がありました
同じく石碑の上にはドングリが・・・
よく見るとドングリは8個
1合ごとにドングリが増えているってことですね
ここがどんどこ森への登山口
ドングリは1個です
私たちは山頂から降りてきましたが、この登山口近くに「サツキとメイの家」がありました!
時間厳守で、13:30にチケット確認してから「サツキとメイの家」に入ることが出来ました
まさに映画のままの世界が事細かく再現されていました!
こちらはお父さんの書斎
つい先ほどまで、そこにいたのではないかという雰囲気が漂っていました
本の重なり方や机の上の散らかり方もまさにそのままでした!
ちゃぶ台や食器棚も生活感が満載でした
どの引き出しを開けても中身がギッシリ入っています
自由に開けても良かったので楽しかったです
押し入れもこの通り!
台所もレトロなタイル張りの流しやかまどが素敵でした
お風呂も素敵です!
このお風呂の曲線が逆に新鮮に感じられます
この階段からはドングリがコロコロと落ちてきそうな錯覚がしました
ドングリというより、まっくろくろすけかな?
トイレも陶器で珍しい物でした
こんな所まで覗いちゃってごめんなさい
サツキちゃん達が留守の時に、こっそり家をのぞきに来たような感じです
懐かしい実家のような、おばあちゃんちのような感じがあちらこちらでしました
ポカポカの縁側でのんびりと1日過ごしたいような気分になりました
外には井戸水をくみ出すポンプもあり、実際に体験もできます
自転車もさりげなく置いてあります
縁の下にも空き缶やラムネ瓶がころがっていて、さりげなく本物のドングリがあったりして、アニメの世界が細かく表現されていました
サツキの勉強机も可愛らしかったです
一度入場すれば、退場時間は決まっていないので、いつまででもこの家にいることはできます
再入場はできないので、しっかり「サツキとメイの家」を体感してから帰宅しました
ジブリパークはとにかく広いので、全部見ようと思うと、よほど健脚でなければ大変だと実感しました
疲れたら、バスも運行していましたので、お勧めです
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天気予報通りで、用心して布団を厚めにしていたにもかかわらず、それを上回る寒さでした
今年の冬は寒くなるのかもしれませんね
さて寒くなったら、着物にはコートが必要ですね
今回はコートの色直しと寸法直しの実例のご紹介をいたします
こちらは直す前の道行コートです
幾何学的なデザインでろうけつ染めが印象的な道行コートです
画像では色が変わって見えるのですが、結構赤い色で、歳を重ねると着るのをためらわれるような朱色でした
そこで、この黒い部分だけ残して地色をシックな色に変えたいというご希望でした
またコート丈も今風に長くしたいという事でした
身丈に関しては、羽裏をロングコート用の羽裏に取り換え、表生地をぎりぎり使って引き返しを少なくすることで希望の長さを確保することにいたしました
染め直しに関しては、別色を乗せることで、黒い部分がくすんだり、細かなろうけつ特有の線が消えてしまわないかという心配がありました
そこで、希望の色目だけ決めておいて、柄が消えないような染め方をしていただくように、染屋さんにお願いしました
半分賭けのような気持ちで、出来上がりを待っていました
その結果がこちらです
写真ではぼけたような色目に映っていますが、希望通りのこげ茶色になったのです!
実物を見てもらいたい!
結局、引き染めという手法で染めていただきました
無事に黒い柄が前と同じ色で残り、地の色だけ希望の色に染まったので一安心でした
一旦ほどいてハヌイし、反物状にして染め直します。
これに新しいロング羽裏をつけて仕立て直しました
身丈もひざ上だったのをひざ下の長さに直しました
色も落ち着いたので、この先もずーっと着れると喜んでもらえました
道行コートを羽織に直すことはできないですが、羽織から道行コートに直すことは可能です
羽織丈も長くすることもある程度は可能ですので、ご相談ください
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夜蹴飛ばしていた布団を、朝方引っ張って体に巻き付けたくなる頃です
さて先日、長良川の鵜飼に行ってきました
30年以上前に1回乗ったことがあるだけで、どういう手順で乗ったかもすっかり忘れていました
取りあえず家族(親、子、孫)で13人程になるので14人乗りの貸切船を1艘借りることにしました
船内で優雅に鵜飼弁当を食べるのも良いかと思いましたが、小さな子供がいるので、各自好きなお弁当や総菜、飲み物を買い込んで乗船することにいたしました
乗合船は出船時間が決まっていましたが、貸切船は17:30〜19:15の好きな時間に乗船可能と言われ、夕方でよいかな〜と適当に18:30に決めて乗り込みました
ちょうど夕日が沈む頃で、夕焼け空が良い感じでした
すでに船には提灯の灯がともされ、桟橋に何艘もの船が停まっていました
私たちの乗る「蒼雲丸」も二人の船頭さんが出迎えてくれました
靴をビニール袋に入れて乗り込み、透明なパーテーションの置かれたテーブルの下の座布団にゆったりと座りました
本来は20人乗りの船にコロナ禍では14人しか乗れないのですが、かえって広々して良かったです
乗船すると、船頭さんが金華山近くの上流へと移動してくれました
川面を吹く風がさわやかで心地よく、静かに動く船に孫達も大喜びでした
こんな変わった豪華船もありました
屋根の頭に麒麟が付いています!
鵜飼が始まる19:45までに、食事をすませ、じっくり鵜飼を観覧しようということで、さっそく持ち込んだお弁当をいただきました
アルコールもオッケーなので、運転手以外は持ち込んだビールで乾杯です
しばらくすると、浴衣を着た娘さん?を乗せた船がやってきて、民謡や音頭に合わせて華麗な踊りを披露してくださいました
こんなサービスもあるんだなーと感心しました
また、食事の途中でトイレに行きたくなった時も安心!
なんとトイレ船も停泊しておりました!
河原を歩いてこの船まで行くのです
ちゃんと水洗トイレが男女各4個設置されていました
降りる時には、アルコール消毒を持った船頭さんが一人ひとりに確実に消毒をしてくださいます
さて19:45、鵜飼の始まりを告げる4発の花火が上がります
鵜匠さんが鵜を操る様子が良く見えるよう、鵜舟に平行するように船が移動されました
上流から明るい篝火をつけた鵜舟がやってきました
松の割り木を燃やした篝火が暗闇や川底を明るく照らし、寝ていたアユを驚かせます
見つけたアユめがけて、鵜が素早くもぐり、丸のみします
口いっぱいにアユを飲み込んだ鵜を見つけては、鵜匠さんが手縄を引き寄せて、かごに吐き出させるというアユ漁です
鵜匠さんは12本もの手縄を一人で操り、篝火の火の粉も飛んできて、とても大変そうでした
そして最後は、6艘の鵜舟が川幅いっぱいに横一列になり、一斉にアユを浅瀬に追い込む総がらみです
鵜飼のフィナーレとも言える6艘の篝火が暗闇の中、明るく、幻想的な雰囲気に圧倒されました
残念ながら動画で撮ってしまい、皆さんにその様子を写真でお見せできないので申し訳ないです
6艘が目の前から下流に遠く去ってしまうと同時に鵜飼の終わりを知らせる花火が50発上がりました
拍手の中、鵜飼は終了しました
20:30、余韻を楽しみながら、元の船着き場まで下って、船から降ります
船頭さん、お疲れさまでした!
後になって、鵜飼の始まる前の17:45から、鵜匠さんによる鵜飼説明があるのを知りました
鵜匠さんの装束についての説明や鵜の話などがあったそうです
残念!
次回はそれを聞いてから乗船しようと思いました
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でも日中は暑かったり、急な雨が降ったりと、まだまだ変わりやすい天気が続きます
先日も雨上がりにとても大きな、そしてくっきりした虹を見ることが出来ました
こんな不安定な天気だからこその 虹ですね
これもまた、空からのプレゼントでしょうか?
さて、今日は中秋の名月です
最近はススキを見つけるのが難しくなり、今日も堤防のあたりを探してまわりました
そしてやっと境川の土手に自生しているススキを見つけて少し頂いてきました
本当はお月さまの見える縁側に供えるのでしょうが、とりあえず玄関に飾りました
中秋の名月は芋名月とも言いますので、芋を供えたり、団子を供えたりするのが本当でしょうが、あいにく里芋が無かったので、サツマイモを使って鬼まんじゅうを作りました
甘い鬼まんじゅうを食べながら、お月見をしました
綺麗な真ん丸お月さまを見るのは気持ちの良いものです
空気も澄み、少しも欠けることの無い満月は、これからの実りや将来を明るく照らしているようで、こちらの気持ちも豊かになるようです
みなさんも満月見られましたか?
話は変わって、最近羽織を作り帯にされた加工例を一つご紹介いたします
お母様の使っていらっしゃった思い出の羽織から名古屋帯を作りたいという事でした
でも最近手が上がりづらく、うまく帯が結べないので、思い切って作り帯にしようという事になりました
胴の部分とお太鼓の部分を分けて、出来るだけ簡単にしました
以前、切らずに作る作り帯もご用意したのですが、意外に結び辛かったので、今回は切って作る作り帯にしたのです
胴に二巻きして紐を結び、その紐は帯の中にしまい込みます
帯揚げをかけた帯枕をお太鼓の中に入れて、背負うだけで出来上がりです
用心に後ろの帯の上線に金具を挟み込めば、ずり落ちることはありません
今回の金具の素材はプラスチックですが、安定して挟み込むことが出来ます
もともとの羽織の画像を撮っておかなかったので、この加工の変化が分かり辛いかもしれません
ごめんなさい
お手持ちの着物や羽織も、帯やバッグなどの別物に変えることも可能です
いつでもご相談に乗らせていただきます
お気軽にお声掛けください
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さて、来週からもう9月・・・
装いも夏着物から単衣の着物へと変わります
そんな衣替えの時期に合わせて恒例の、丸洗いキャンペーンを開催いたします
この機会に気になっていたお着物のクリーニングをしてみませんか?
・着物を着たけれど、それほど汚れが無いように感じる方
・短時間着ただけの方
・また着る機会がある着物をお持ちの方
・衿のファンデーション汚れだけが気になる方
・普段着だから、それほどお金をかけたくない方
そのような方に向けても、お着物の丸洗いを通常価格より格安にさせて頂くキャンペーンを企画いたしました
お預かり期間・・・9月1日〜9月30日
価格
きもの・・・¥3,900 (通常価格¥7,900) 税別
長襦袢・・・¥2,900 (通常価格¥5,400) 税別
留 袖・・・¥4,900 (通常価格¥9,000) 税別
振 袖・・・¥4,900 (通常価格¥9,000) 税別
袋 帯・・・¥2,900 (通常価格¥6,300) 税別
※注1
単衣も袷衣も同価格です
羽織は着物と同価格です
名古屋帯も袋帯と同価格です
※注2
丸洗い(京洗い)とは・・・着物のクリーニングです
着物や帯を揮発系溶剤で、仕立て上がったままの状態で洗います
特に汚れやすい衿、袖口、裾は下洗いした後、全体を洗います
油性のシミ(ファンデーション、口紅など)に効果的です
汗などの水溶性のものは取れないことが多いです
汗が気になる際は、別途汗抜き加工(¥3,000税別)を追加されますことをお勧めいたします
※注3
付いてから時間が経過した汚れや、変色したシミ等、丸洗いでは落とせない場合があります
その場合、別途シミ抜きが必要になります
汚れがひどい場合には、最初からシミ抜きをお勧めいたします
この機会に是非、お着物のお手入れをされてみてはいかがでしょうか?
ご来店を心よりお待ち申し上げます
また、ご自宅までお預かりにお伺いすることも可能です
お気軽にお声掛けください
連絡先:☎058-382-5205
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みなさん、良いお盆を過ごされたでしょうか?
今、我が家の庭には百日草がいっぱい咲いています
明るくて元気になる花ですね
さて私はお盆のお休みをいただいて、お茶で有名な愛知県の西尾市に行ってきました
西尾城址にある「旧近衛邸」で枯山水の庭を眺めながら抹茶をいただいてきました
「旧近衛邸」は江戸時代の建物で、京都より昭和60年に移築された五摂家・近衛家の邸宅です
数寄屋造りの書院と茶室・回遊式枯山水庭園から成っています
10畳ある一の間
6畳の二の間
茶室の天井も網代になっていて素敵でした
落ち着いた和室の縁から庭を眺めながらの抹茶はとても美味しいものでした
からくりの時計もありました
本丸の櫓(やぐら)も復元されており、三階まで見学が出来ました
その後、稲荷山茶園公園に行き、茶畑を見てきました
少し高台にある一面の茶畑は清々しい緑色に染まり、一部は黒い覆いをして強い日差しを避けている畑もありました
公園のトイレも抹茶色だったのも面白かったです
製茶工場も立ち並び、抹茶のスイーツを扱うお店もあちらこちらにありました
抹茶パフェか抹茶かき氷でも味わいたいところでしたが、どこも混雑していましたので、今回は諦めました
代わりに製茶工場で抹茶を購入しました
茶葉の違いで色々な種類の抹茶があり迷いましたが、お茶屋さんお勧めの「朝露」という銘柄の抹茶を40グラム缶に入れていただきました
家に帰ったら美味しい和菓子と一緒にいただきたいです
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みなさん体調はいかがですか?
庭に植えたユリの花が5色みんな咲いて我が家の玄関を彩っています
華やかなユリで気持ちもグッと上がる気がします
また最近行った喫茶店のモンブランの美しさと美味しさにも気持ちが上がりました
よくある糸状に絞り出された栗のペーストではなく、筋の入ったシンプルな絞り金ですっきりと背の高いモンブランの姿が何だかとても素敵で、しばらく眺めていました
暑いこの時期に、ホッと一息出来る瞬間がとても大切ですね
暑さも忘れて心豊かになるような気がいたします
さて、この暑い時期に羽織なんて着たら、余計暑いじゃないかと言われそうですね
今回はそんな羽織のお話です
羽織というのは、言葉の通り、着物の上に羽織る物です
重ね着としては、他にもコートや道中着、たまゆらといった物もあります
生地によっては防寒の目的だけのものもあります
けれど、重ねることにより、下の着物を保護する役目もあります
いわゆる「塵除け」といった目的のために重ね着します
これは季節にかかわらず、どちらかと言えば上等の着物を着た際に、周りの塵や汚れから着物を守るために着用します
ですから、垂れ物と言われる着物に重ねることが多く、木綿などの普段着には塵除けはしないことの方が多いです
夏の羽織の素材としては、正絹の絽や紗のような透けるものが多いです
大事なお着物を塵から守り、さらに透け感を出して、周りの方々にも涼を視覚から感じてもらうことが出来ます
こちらは黒の絽の絵羽織です
朝顔の葉に流水のような柄が羅のように透け加工しています
黒地なので着づらいと言われましたので、流水のあたりにポイントとして黄緑色の青紅葉柄の華文を刺繍してみました
後ろにも二か所同じく流水のあたりに刺繍してあります
下に白っぽいお着物を合わせると、柄がより引き立ち、涼し気に見えます
帯が黒っぽいので、上の方まで柄が分かりづらいのですが、全部の柄が透けて見えたら、すごく可愛いし、涼しさも満載になりそうです
羽織を着ても暑すぎて見えず、着物の保護も出来て一石二鳥ですね
反対に黒っぽいお着物に、白っぽい羽織を合わせても素敵ですね
絽の小紋で長羽織を作ったり、絽の付下げで絵羽織を作ったりするのも面白いです
大切なお着物を守るつもりで夏の羽織はいかがでしょうか?
それに羽織をすると、帯の着付けを失敗しても隠れるからいいですよー!
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今回は見るだけでも涼しげな夏着物地のご紹介をいたします
本場夏大島
白地に細かい蚊絣が涼し気です
5種類の違った蚊絣が縦じまの様に配列され、遠目にグラデーションのように感じられます
優しく上品な仕上がりの反物です
どの色の帯も似合いそうです
本場琉球絣 その1
紺地に十字絣や井桁絣、花や鳥の図案が王道の琉球絣です
色数も少ないのですっきりとした感じがします
白の長襦袢の上に着れば、さらに透けて爽やかになりますね
本場琉球絣 その2
くすんだ緑の格子の中に白い十字絣が斜めにすっきりと入った柄ゆきです
格子の横段は青色、縦段は緑色、格子の交わる部分は、薄い水色だったりと複雑な色目が素敵です
またその技術にも感心します!
本場琉球絣 その3
大きな縦縞の中に、鳥や波や白の二本線(カキジャー)が交互に配置された落ち着いた柄ゆきです
新緑の爽やかな緑色に、青空のような青色と水のような白色の組み合わせが夏の着物にピッタリです
夏大島
白とグレーの大きな市松模様の柄です
その中に二筋の水の流れのような曲線が、柄に変化をつけていて大変面白いです
直線的な市松模様に曲線が入ることで、優しさが生まれてきました
明石ちぢみ
経糸、緯糸ともに強い撚りのかかった強撚糸で織られたちぢみは、シャリっとした風合いで、夏に向く生地です
手触りも透け感も、爽やかで軽く、羽衣をまとうような気分です
淡いベージュに辛子色やピンク色でス〜と入った線と二本線(カキジャー)が何とも優し気です
今回は、おしゃれな夏着物を6点ご紹介いたしました
こちらは、先染めの織の着物です
よそ行きではなく普段着として気軽に来ていただきたいものばかりです
暑い時期こそ、このような透け感のある、風が体を通り抜けるような感じの夏着物を纏いたいものですね
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1年ぶりに箱から出してみたら、ビックリ!
あちこちめくれていたり、剝がれたりといったことはありませんか?
今回は鼻緒の中心の部分が剥がれてきた草履のお直しの実例をご紹介いたします
こちらは天の部分が涼しげな夏草履です
足の指と指の間に入る真ん中の赤い色目の前坪のみがボロボロになってしまいました
似たような色目の前坪を探して付け替えることになりました
さらに台の底部分が剥がれかけています
底を貼る接着剤が雨や経年劣化により、弱っていたようです
この場合、片方のみを直しても、またしばらくするともう片方も剥がれてくる可能性が高いので、両方とも底をいったん剥がして、磨いて接着することになりました
そうしてお直しをした結果がこのようになりました!
前坪の色目は全く同じ色とはいきませんでしたが、似たようなエンジ色があり、お客様は「前より落ち着いた色になってよかった」と言ってくださいました
底面もしっかりと接着され、「これから梅雨の時期に入るので安心だ」と喜んでいただけました
今回の加工代金は、前坪交換が1,800円(税込価格、前坪生地込み、1足分)
底剥がれ直し2,300円(税込価格、1足分)となりました
また鼻緒部分が剥がれた場合は、お好みの鼻緒に交換することも出来ます
鼻緒のすげ替え代金は2,000円(税込価格、鼻緒生地別、1足分)です
なかなかっ草履も使う機会もないかもしれませんが、たまに箱から出して見てみると良いですね
箱に入れっぱなしにしておくと、草履も蒸れて履かないうちに悪くなってしまうことが多いです
一番の保管方法はよく履くことですが、履かない場合は風通しを良くした環境で保管することですね
購入された際にビニール袋に入っていることが多いですが、それを外して保管するだけでも草履は長持ちすると思います
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お陰様でこの地域はそんな心配もなく、順調に苗も育ちつつあります
来月初めには田植えも出来ることでしょう
庭の山桜桃うめも赤く実り始めました
また実エンドウ(グリンピース)もぷっくりと膨らみました
季節は間違いなく初夏に向かっています
さて、トラクターの整備のブログが続き、「一体いわしょうさんは、何屋さんだ?」などという声が聞こえてきそうですね
そろそろお着物のお話に戻らないといけませんね
この春、入卒式や、宮参り、お茶会などの着物を着る機会が少しづつ増えてきました
そんな折に着用された方々のお着物紹介をさせていただきます
まず卒園式の際の装いです
緑色の色無地、金色に華御所車と扇子柄の袋帯
地紋のある色無地には一つ縫い紋が入り格をあげています
お太鼓柄の袋帯は金の地色が引き立ち、柄の印象がより強く感じられる逸品です
こちらは霞に桜花が散る様を表した優しいお色の訪問着
袋帯は金茶のぼかし横段袋帯、桜の幹を思わせるような色目で全体を引き締めています
結婚式に叔母としてご出席された際の装いです
爽やかな水色地に武家屋敷と庭園を精緻に描いた豪華な色留袖
鶴に松や花々がおめでたい金色の袋帯でお祝いの席にはピッタリです
宮参りには、優しいお色目の訪問着でご参拝です
辻が花の絞りが豪華です
地紙模様の袋帯が訪問着の雰囲気に合っていますね
入学式の装いは訪問着で…
グレーとエメラルドグリーンの片身替わりの色合いとオシドリの柄が印象的な訪問着です
斜め格子に花菱の袋帯も重厚な感じを醸し出しています
こちらの入学式の装いは紫色の付け下げです
鳳凰や小花が裾全体に描かれ、糊置き加工の紫の地色部分が素敵です
黒地の花柄の袋帯が全体を引き締めるようなコーディネートです
お茶会の帰りに寄ってくださったお客様の装いです
左の方はベージュ色の飛び柄付け下げです
上前や胸のあたりの柄は金糸の刺繍が入っています
袋帯は金糸の入った大きめの花柄で華やかさをプラスしています
右の方はブルーグレーの訪問着で、遠山の柄がゆったりと描かれています
金彩も施されていて、優雅な曲線が落ち着きを与えています
袋帯は同系の色目の正倉院柄でとても上品です
お二人ともお茶会へのお出かけの見本のような装いですね
着物は同じものを着ていらっしゃる方はあまり見ませんね
みんな違ってみんな良い!!
見ているだけでも心が豊かになるような気がいたします
皆さん是非、タンスの中にしまってあるお着物をのぞいてみてくださいね
そして着てみたくなったら和装のいわしょうにお声掛けくださいね
何かお手伝いができるのではないかと思います
お待ちしております
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かなり油で汚れる様になりシールやパッキンを交換する事にしました
このシリンダはアームの片方にあり、ロータリーの左右の傾きの調整をします
自動調整で水平にならず少し傾いて止まってしまう症状も直したいのですが、これはセンサーなどの問題なのか、コンピューターでの設定などで直るのか調べないといけませんが、先ずはオイル漏れを直します
土埃にオイルが染みていて地面に垂れます
リフトシリンダの図面です
No.8 ダストシール No.10 トメワ No.13 ドライブッシュ No.9 パッキン No.12 Oリング No.11 Oリング No.3 リング No.12 Oリング No.3 リング
の 9点を交換します
シリンダーを取り外します
ダストシールに ひび割れがあります
パイプレンチで シリンダキャップを取り外します
キャップの締め付けは硬くて簡単には緩みません
錆での固着もあるようです
ロッドを抜き取りました
ロッドからピストンとキャップを取り外し シール等を取り替えます
用意した部品です
ピストンの交換部品 Oリング2点とバックアップリング2点
バックアップリングには 切れ目があり交換は簡単に済みました
取り付けにはグリスを塗ってます
次に シリンダキャップの部品交換をします
留め輪をはずしダストシールを抜き取ります
ダストシールにビスを打つための穴を開け プーラーの爪をかける座金を取り付けました
2回目のトライで成功です 1回目は座金が曲がってしまいましたので この字型のステン金物を使ってみました
硬く埋まっていましたが上手く外れてくれました
キャップには錆があります 奥にあるパッキンを取り外します
パッキン外側は平で オイル側には溝があります オイルをつかむ感じです
ドライブッシュを取り外します
ブッシュは硬く埋まっていて簡単には取れません 割れ線を狙って精密ドライバーでコツコツめくり取りました
プロはどの様に外すのでしょうか?
ブッシュに手を付け 傷だらけにすると後戻りできません ちょっと後悔しましたが何とか取りました
Oリングを外します Oリングの下にも錆があります
シリンダキャップの錆など掃除してグリスを塗って部品5点を取り付けます
ドライブッシュを取り付けます 少しだけ叩いて入れ 万力で押し込みました
大変硬いです
パッキンを取り付けます
向きを間違えないように オイル側が溝です
ダストシールを取り付けます
オイル側が溝です
ダストシール外側
シールの径に合うパイプを探して打ち込みました
ここからの押し込みは万力で入れました
シール手前の溝に留め輪を取り付けます
最後にOリングを取り付けます
組み付けます
キャップは取り外し前にポンチで締め付け位置を記しておいたところまで締め付けます
トラクターに取り付け 動作確認とオイル漏れを確認して終了です
#ヤンマートラクター FX255D リフトシリンダ(UFOマチック)オイル漏れ修理
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オイル漏れが始まる前にオイル交換をしていて、この交換が引き金になったのかもしれません?
元々少し漏れがあったのを新しいオイルが汚れを落とし漏れを促進してしまったとか、どうなのでしょうか?
いずれにしても、オイルシールの交換修理ですね。
いつもの様に図面を取り寄せて部品の注文をしました。
チェンケース側と、ロータリー軸受け側の図面です。
チェンケース側の注文部品は、No.35 ガスケット、No37 オイルシール。
軸受け側は、No.11 オイルシール、No.16 ガスケット を注文しました。
右側面 下方の3個のボルトで固定されています
左側面 チェンケース
右側の内側
右側面 3個のボルトを外します
左側面 内側4本のボルトを外します
外したロータリー右側、中央ボルトは固定されていて位置決めと落下防止になります
そして、ロータリーは左やや後方にずらして抜く事になります
右側の内側
ロータリー左側
左側の内側
ロータリー右側のプロテクタカバーを外すと結構汚れています、ベアリングが心配です
スナップリング、スラストワッシャを外します
スナップリングの頭の片方が折れていました、ワッシャも一緒に交換です
こんなところが折れるの??
ベアリングケース(ホルダー)を外します
オイルシールは 傷んでいます、左右同時交換が正解です
ロータリー右側、オイルシール軸部分がのこっているので、外します
オイルシール軸部分、ゴムと金物の間に草の繊維が絡んで入り込んでいます。結構な負荷を掛けてます
ベアリングにゴミが入らないよう掃除をしてオイルシールを外しました
ベアリングを取り外し、掃除をしてみると少しのガタとジャリジャリ感があり、ベアリングも新品に交換することにしました
部品が入り次第組めるよう掃除をしておきます
チェンケース側は、前もってギアオイルを抜いてあるので即ケースを外します。
オイル交換して1回耕運作業しただけなので割と綺麗な状態です
抜け切れてないオイルは黒く汚れた部分が一部ありました
ガスケットは破れず綺麗にケース側に残り交換せず取りつける事にしました。
このガスケットは、一万円くらいするそうなので慎重に外しましたが、厚みもあり破れにくい物でした。
ベアリングケース(ホルダ)を外すため、チェーンを外してケースを固定しているプレートを外します
ベアリングケースが外れました
軸を叩いて抜きます
オイルシール軸部分を外します
オイルシールを外しました
オイルシール
オイルシールをケースにはめます、軸部分を外し耕運軸ジョイントに取り付けます
掃除をしたベアリングは異常がないので交換せず取り付けます
ガスケットを新品に取り替えベアリングケースを取り付けます
液状ガスケットを併用してみました
チェーン、スプロケットを固定しカバーを取り付けます
ギアオイルを入れて試運転しオイル漏れの有無を確認してみました
チェーンの振動や音がするので、チェーンのテンションを調整してチェンケース側は修理完了です
軸受け側の取り付けです。
No.12,13,14 のベアリング、ワッシャ、スナップリング の部品が入荷したので軸受け側のベアリングケースを取り付けます。
オイルシール、ガスケットをふくむ 全5点
オイルシールを取り付けました。
軸部分を取り出し耕運軸につけます
シール内側とベアリングにグリスを付けてベアリングをケースに取り付けます
耕運軸にベアリングケースを取り付けグリスをつけます
さらにグリスアップしてガスケットとプロテクタカバーを取り付けます
耕運軸を取り付け終了です
#シバウラロータリー RS3145 オイルシール交換 覚え
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まず黒留袖です
親族の濃い人はだいたい黒留袖ですね
最近は新郎新婦の両親だけが黒留袖を着るようになってきましたが、今回は伯母や叔母も黒留袖を着て下さったので、会場が厳かでかつ華やかになりました
こちらは本加賀友禅の留袖
オシドリと松がデザイン化されています
夫婦円満の象徴ともいえるオシドリと常緑の松が末永い繁栄を指示しているような柄ゆきです
こちらは友禅染めの留袖
色とりどりの花に車輪、下の方には歌舞伎姿の人形もいて、にぎやかで華やかな柄ゆきで、おめでたさを表しています
落ち着いた松の柄ゆきの留袖
遠山の中に描かれた色とりどりの花が優しさを醸し出しています
熨斗目にあでやかに描かれた鳳凰や扇面、
背面にはそれとは対照的に落ち着いた松・梅・モミジが配されています
落ち着いた背面の柄により、年代的にも幅広く着用できる逸品です
続いて付け下げのご紹介です
訪問着や付け下げも結婚式には広く着用されるお着物です
姉妹や叔母、伯母、友人、先輩、上司などの立場の方が着用されることが多いです
落ち着いた地色に松・竹・菊・桔梗・撫子などが優しく控えめに描かれています
末永く着用可能なお着物です
篠屋宗兵衛の西陣織の袋帯です
傘がふわりと飛んでいるかのようなデザインで、その一つ一つの傘の柄が可愛いです
こちらも付け下げです
七宝柄の地紋も入ってしっかりとした生地です
カルタが全体に散りばめられた飛び柄の付け下げです
大小のカルタの中には花唐草や青海波などの文様がいろいろ入っています
さらに地色より少し濃いめの裾ボカシが、全体を引き締めています
袋帯はつづれの唐織です
多色の細糸と金糸を豪華に使って有職菱を織りなした重厚な帯です
淡いオレンジ色にすっきりした柄の付け下げです
ごく細い短冊に品よく柄が入っています
よくよく見ると亀甲柄や鹿の子絞り柄、雲取りなどが描かれています
柄は少ないものの、圧倒的な存在感です
河村織物のつづれ帯です
花菱亀甲華文様で、可愛らしい図柄と色目です
こちらは黒でも紫でもない、絶妙な地色が魅力的な付け下げです
飛び柄が上品な褒められ着物です
柔らかくて締めやすい貴重な本袋帯です
生成りに優しい色目の狩猟文と華文が織りなされています
濃い地色の着物にはよく合いますね
今回の結婚式には着物姿の方が大勢でしたので、とても華やかだったように感じます
お着物を着ることで、その柄ゆきなどで新郎新婦にお祝いの気持ちを込めたりすることもでき、会場に華を添えることにもなり、改めて着物のすばらしさを感じた次第です
みなさん、機会があれば是非お着物を着てくださいね〜
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ロータリー軸右側(ベアリングケース側)のベアリングとオイルシールの交換
傷だらけのロータリー軸受部です、泥が入ってベアリングが固着しています
反対側のチェンケースカバーもかなり削っていますが、今回はこのままで様子見です
今回は、6番オイルシール、10番ベアリング、3番ガスケット、4番ベアリングカバーを交換します
2番はベアリングケースです
ロータリーを支え下ろします
ベアリングケースを抜き取ります
オイルシール側の様子
泥を取り除く
ベアリング側の様子
オイルシールの軸部分が残っています
ベアリングを取りました
オイルシールを取りました
オイルシール軸部分を取りました
ベアリングを取り付けます
オイルシールの軸部分を取り付けます
塩ビパイプで叩き込みました
オイルシールを取り付けました
ベアリングとオイルシールにグリスアップして取り付け、
傷んだボルト、ナット、ガスケットは新品に交換です
#ロータリーベアリングケース側 ベアリングとオイルシール交換 覚え
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庭の片隅にも春がやってきました
近所の菜の花も綺麗に咲き誇ってきました
ニュースで神戸町の夜叉堂の河津桜が満開を迎えているというのを聞き、ふらりと見に行ってきました
安八郡神戸町のこの地で生まれた夜叉姫が大干ばつで困った人々のために、いけにえとして池に身を投じて神に捧げ龍神と化し、万民を厄難のどん底から救い出したそうです
夜叉池は美濃国(岐阜)と越前国(福井)との国境山頂にあるようです
夜叉堂は父の安八太夫と夜叉姫を祀ってあるようです
夜叉堂の庭も素敵でした
ほっこりした気分になりました
近くに三輪神社がありましたので、参ってきました
奈良県三輪の大神神社と同じように茅の輪くぐりが出来るようになっていました
大神神社(おおみわじんじゃ)をご本社としており、こちらからご神体を分霊されたものと考えられています
手水鉢には花が入れられており、花手水として華やかにされていました
また重軽石や珍しい御朱印でも有名だそうです
つかの間の春を感じる旅をしてきました
また先日お客様から頂いたお菓子にも春を感じましたのでご紹介いたしますね
落雁や金平糖が色とりどりに散りばめられた可愛らしい桜いっぱいのお菓子で、こちらからも春を感じました
どうもありがとうございました
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大湫宿(おおくてじゅく、大久手宿とも)は中山道の47番目の宿場で、美濃国土岐郡大湫村(現在の岐阜県瑞浪市)にあります
尾張藩領で、皇女和宮親子内親王の宿泊地となったことでも有名です
皇女和宮歌碑(大湫本陣跡地に建立)
「遠ざかる都と知れば旅衣 一夜の宿も立ちうかりけり」
美濃16宿の中では最も高い海抜510mの高地に設けられたため、旅人も人馬役からも難所とされてきたようです
古びた格子戸の家並みが続き、往時の風情を色濃く残しています
季節的にも寒く雪が多いこの時期には誰も通る人はいませんでした
皇女和宮様(中央)を模した像
本陣は明治時代に小学校になってしまいましたが(現在は廃校)、脇本陣は規模は半分ほどになったものの今も健在です
当時は部屋数19,畳和53畳、別棟6という広大な脇本陣の建物だったそうです
脇本陣の入り口
近くには神明神社があり、樹齢670年の大杉がどっしりと構えていましたが、令和2年7月の豪雨で倒壊してしまいました
推定樹齢が1300年と言われていたのですが、この倒木により年輪を改めて数えることにより、樹齢670年が確定したのも何か複雑です
でも近くの民家を避けるように倒れた大杉に「まさに神がかった倒れ方」と皆が感心したという話です
その後神明大杉再生活用事業の完成式典が今年の3月27日(日)に行われるようです
この大杉がこの地域のシンボルで、皆が大切にしていることが良くわかる取り組みだと思いました
帰りに近くのお店でお昼をいただきました
牛まぶしで有名な「みわ屋」の飛騨牛のハンバーグ定食
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季節の分かれ目という時期ですね
まだまだ寒いですし、コロナ感染者も今まで以上に急増しています
ビタミンCをしっかり取って体調を整えてほしいものです
そんなわけで、例年の通り甘夏をご来店の皆さんにお渡しします!
今年も昨年同様、たくさん採れました
大きさもまちまちですし、皮もお店の甘夏ほど綺麗ではありませんが、酸味も甘味も適度にあって、わりと美味しいと自負しております
もう袋に入れて、皆さんのお手元に届けるばかりになっております
一応、甘夏(アマナツ)だと思っていますが、もしかしたら八朔(ハッサク)という名前なのかもしれません
分かる方がいらっしゃいましたら、ぜひ教えてくださいね
「ブログみたよ!」
と言って遊びに来てください
お気軽にご来店くださいね!
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キーンと澄み切った夜空に光る月や空が美しいように、人工的なイルミネーションもこの時期はとても美しいです
先日お友達に教えてもらって「各務原イルミネーション」の会場に行ってきました
なんと個人が開催している手作りのイルミネーションということでした
このポスターも自費作成だそうです
すごい!
入口の文字のとおりアンパンマンのキャラクターが勢揃いの可愛いイルミネーションでした
毎年少しづつキャラクターを増やして10年目になるそうです
中には製作者のご家族か関係者がいらっしゃって、
「見に来てくださってありがとうございます」
と声をかけてくださいました
「こんな立派なものを無料で見せてくださってこちらこそありがとうございます!」
名犬チーズやロールパンナちゃん、もちろんドキンちゃんやバイキンマンもいます
おむすびマンや釜めしどん、赤ちゃんマンまでいます
ほぼ一通りの有名キャラクターが勢揃いしています
お気に入りのキャラクターの前でニコニコ顔のお子さんがいっぱいみえました
大人も童心に戻って楽しめます
アンパンマンワールド全開の会場に大満足でした
駐車場も無料で完備、夕方5時から夜の11時までと長い時間点灯しています
思いついたら気軽に見に行けますよ
場所・・・岐阜県各務原市前渡東町7丁目
(岐阜プラスチック工業の関江南線を超えた東側)
(五大自動車工業の北)
小さいお子さんにはお菓子のサービス付きです
1歳から3歳くらいのお子さんは絶対大喜びするはずですよ!
1月30日までです
お早めに〜
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年末は雪もちらつきとても寒かったですが、お変わりありませんでしたでしょうか?
オミクロン株のコロナ感染の拡大もあり、今年の成人式はどうなるのかと思っていました
各務原市は1月9日(日)に昨年同様、通常の半分の人数での予定通りの開催となりました
地域によっては延期や中止のところもありましたので、予定通り開催できたのは何よりです
成人式を迎えられた皆さん、本当におめでとうございます!
さて今年も素敵な振袖姿をご紹介させていただきます
最初に目を引いたのはこの方です
白色と金色の振袖の下に手作りのレースのスカートを組み合わせた今どきのコーディネートです
写真では分かりにくいかもしれませんが、レースの襟元や、髪飾り、ぞうりの鼻緒のような物の付いたヒールの靴も白で合わせています
どこでそんなグッズを見つけるのか、すごいこだわりだと感心いたしました
次は、おそろいの振袖の色違いで、双子コーデをしたご友人同士です
ラメ入りの黒の袋帯で振袖を引き締めるようなコーディネートです
髪飾りも凝っていて、鶴の水引を使ったおめでたいものでした
昨年から目立ってきた無地の振袖のお嬢様も多数見かけました
この方は鶯色(うぐいすいろ)の上品な無地の振袖です
バッグや重ね衿に赤をポイントに使っていて素敵です
こちらの左の方は真っ赤な無地振袖です
お隣の方もえんじ色に付け下げ風の柄の入った落ち着いた振袖です
右から二人目の方は紺色の色無地振袖です
柄の多い振袖の中ではむしろ目立つような感じです
こちらは真っ白な地紋のある振袖、まさに花嫁コーデですね
左の方はバラと大きな蝶が印象的な赤い振袖です
成人式の看板の前での記念撮影
良い記念となりますね
今年は青空の背景の撮影スポットも作ってありました
笑顔が素敵な新成人の皆さんです
左:黒地に渋めの赤い柄がすっきり入った大人っぽい振袖
左から2番目:全体に可憐な花柄が染め付けされた紺地の振袖
右から2番目:白地に赤の大輪の花、しごきの黒リボンがポイント
右:優しい水色に友禅柄の振袖
古代紫色の地色に大輪の花が絞りで染め分けされた古典的な振袖
白と黒のみでコーディネートされた振袖姿
大きな蝶柄が印象的
ピンクの髪色と白のしごきのリボンが甘さを出しています
今年も色とりどりの振袖を見ることが出来、新年早々楽しく、パワーをもらったような気持ちがいたしました
新成人に見習って、新しい気持ちで前進、飛躍の年にしたいと思いました
どうぞ今後ともよろしくお願い致します
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今まで暖かかったのですが、クリスマスの頃にはグッと寒くなり、平野部も雪になるような予報です
みなさん、くれぐれもお気をつけください
さて、今回は無地の丸染めをされた方のお着物のご紹介をいたします
最初はこのような単衣のお着物でした
近くで見るとパッチワーク風の江戸小紋です
朱色が少し派手に感じる歳になり、地味色に変えたいというご希望でした
最初、薄いグレーにしたいと言われたので、染め屋さんにお伝えしました
こちらがそのグレーです
灰白(はいじろ)という落ち着いたグレーを希望しました
ところがそのグレーですと、もともとの朱色が邪魔をして思った通りの色目にならないのではないかと言われました
そこで改めて違う色にすることにいたしました
今度は仙斎茶という渋めの深緑にしました
八掛の見本帳の?734です
今度は何の問題もなく加工に入られました
そして出来上がったのがこちらです
元の朱色の江戸小紋が見事に隠れて、ご希望通りの深みのある緑色に染まりました!
色抜きをすることなく、元々の柄の上に濃いめの色を重ねて染めることによって、思い通りのお着物に変身いたしました
たとう紙を開けたとたん、
「わー、きれいに染まったね〜」
「また当分着れるようになったわ」
と喜んでいただけました
下地の江戸小紋が少しくらい残っても良いくらいに思っていましたが、結果、柄は隠れて色無地になりました
別のお着物が一枚できたような気分です
今回は色の変更もありましたが、良い染め上がりで、本当に良かったです
色を抜かずに別色を重ねる丸染めは、時々、思わぬ色になることもあります
色を重ねる場合は、元色より濃いめの色を選ぶ事が何よりも大切です
また同系統の色を選ぶ事も大切です
元色がピンクなら濃いエンジや紫にすると間違いはないと思います
系統の違う青や緑にするのは難しいので、その際は色抜きをすることをお勧めします
「年末年始 休業日のお知らせ」
12月27日(月)〜 1月5日(水) お休みさせて頂きます。
皆様、よいお年をお迎えください。
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庭のドウダンツツジとシダレモミジも紅葉しました
それどころかシダレモミジはもう散り始めました
散り紅葉も寂しいですが風流なものです
もう12月、1年も残りわずかです
コロナ感染者数も最近グッと減って、さあこれからお出かけ、イベントと盛り上がり始めたところに、またしても新種のオミクロン株が日本でも確認されたというニュースが入ってきました
来年はいったいどんな年になるのでしょうか?
虎のごとく強くたくましく経済が回り、皆が潤うような1年となることを祈ります
さてコロナ太りと言う言葉も流行ったように、帯を締めても長さが足らなくなったり、お太鼓に良い柄が来なくなったり、帯締めの房が前に来すぎたりといったことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そこで今回は長尺の帯締めのご紹介をいたします
通常の帯締めの長さはだいたい150?(房の長さも入れて)です
長尺の帯締めの長さは、その名のごとく長くて180?あります
その差は30?!
一見同じ長さのように見える帯締めですが、横から見ると・・・
房の近くで折り上がっていますよね
この部分が通常の帯締めより長いです
こちらは渡敬の撚り房の帯締めです
優しい黄緑に白の縁取りの平組み帯締めです
どんな帯にも上品に合うかと思います
他にもいろいろございます
長さ165?のセミロングという物もございます
なかなか良い位置に帯締めの房が来なくて悩んでいらっしゃる方も、この長尺でしたら余裕があり、安心して締めることが出来ます
でもお気に入りの帯締めを使いたいという場合には、帯留めをご利用になれば結び目を帯のお太鼓に隠せて良いかもしれません
その際は帯留めの金具の広いものをお選びください
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当時の流行の発信源は歌舞伎役者や遊女で、髪型や着装法、文様など、さまざまに風俗に影響を及ぼしました
役者の部屋着や舞台衣装、手ぬぐいなどに染められ、それが庶民の間でも浴衣や着物に用いられたことが、浮世絵などからうかがい知ることができます
弊店にもその代表的な文様の一つの「鎌輪奴(かまわぬ)」の柄の男長襦袢の反物があります
「鎌」の形に「輪」と「ぬ」の字をあしらったもので、「構わぬ」と読ませるしゃれです
元禄の頃、江戸の町奴などが好んで用い、また歌舞伎役者の市川團十郎が舞台で着用して流行させたこともありました
現代でも浴衣の柄などに使われています
長襦袢にこんな粋な柄がついていたら、つい見せたくなりますよね!
もう一つ、有名な歌舞伎好みの文様として、「斧琴菊(よきこときく)」というものもあります
先日、お仕立てを依頼されたお客様の浴衣の柄がまさにこれでした
斧(よき)と琴と菊を組み合わせて「良き事聞く」と読ませる謎語文様の一種です
江戸前期から小袖文様に見られましたが、後期に歌舞伎役者・三代目尾上菊五郎が、市川團十郎の鎌輪奴文様に対抗して衣装に使いました
この文様は浴衣をはじめ、仕事着の半纏やのれんなどといった使われ方が主流で、今でいえばTシャツのような感覚ですね
「良き事聞く」が、おだやかに願い事を込めたものであるのに対して、「構わぬ」は少々突っ張った感じがしますが、どちらもいかにも江戸っ子らしい洒落気のある文様ですね
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「はじめまして
当方も岐阜県民ですが、目に尻尾を刺して焼くのは初めてみました!
各務原市の皆さんはこの焼き方なんでしょうか?
秋刀魚を丸くするとコンロ台の魚焼くところにも入りそうですし フライパンでも焼きやすそうなので試してみようと思います! 」
ブログを見てくださってありがとうございます!
この焼き方は、たぶん各務原市内でも我が家だけかもしれません
同じ町内でもその焼き方をしているという話は聞いたことがありませんし、そんな話をすると決まって皆にビックリされます
この焼き方は義父が小さい頃から義父の実家でやっていた方法で、さらには焼いたサンマをイチジクの葉っぱに乗せて食べていたそうです
サンマは脂が多く、皿に乗せると汚れて洗うのが大変だったため、使い捨てにできる葉っぱを利用していたようです
今でいうエコですね
先日、サンマを買ってきたのにあいにくの雨で、ワラ焼きが出来ない日がありました
やむを得ずまっすぐのままのサンマをグリルで焼いてみました
するとなんだかいつものサンマじゃない気がしました
表面の皮がテリテリして、なんだか香りも違います
わらで焦がした皮の表面の香ばしさが無く、いつもの美味しさがありませんでした
焼き方でこんなにも違うのかと再認識しました
ちょっと手間でも、サンマはやはりワラ焼きですね!
とはいえ、なかなかわワラも焼く場所もないお宅が多いと思いますが・・・
我が家は少し田んぼがありコメを作っていますので、ワラもコンバインで切ってしまわず、長いままのワラをサンマ用や畑用に保存しています
おかげさまで、こんな贅沢なサンマの焼き方が出来ることに感謝しています
また皆様のコメントをお待ちしています!
ありがとうございました
追伸
遅い秋の味覚として栗の渋皮煮を作りました
何度も茹でて栗の渋ぬきをして、たっぷりの砂糖で煮詰めて作りました
茹で水は見事に真っ黒になりますよ!
ではまた〜
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先月は丸洗いキャンペーンにたくさんのご依頼をいただきまして、誠にありがとうございました
コロナ禍で着用の機会がグッと減ったにもかかわらず、昨年同様ご用命いただきましたことをただただ感謝いたします
今後ともよろしくお願い致します
さて唐突ですが、サンマの季節がやってきました
サンマは年々漁獲量も減ってきて、庶民の魚のイメージから高級魚へと変わりつつあります
「今年の新サンマ!生だよ!なんと一尾100円!!」
というチラシに誘われて早速、スーパーに走っていきました
少し小ぶりですが、ツヤツヤ、キラキラしていかにも新サンマ!
綺麗な姿に思わず、1人2匹づつ買ってしまいました
5人家族なので、合わせて10匹お買い上げです
夕方さっそく、いつものようにサンマを焼く準備開始です
ブログでは何度かご紹介しておりますが、今年も初物ですので、改めて載せさせていただきます
大きさはまな板の上に置きますとこんなサイズです
目玉に割りばしを刺して穴をあけ、そこに尻尾を入れて丸くします
今でこそためらわずにできますが、初めて義母がするの見たときはビックリ!
ドキドキしながらマネをしたものです
心の中では「ごめんなさい、痛いよね」って感じ・・・
下ごしらえをしたサンマは、網の上に並べてワラで焼きます
このワラで焼くのが美味しいサンマになるコツですね
火を付けるとあっという間に大きな炎となり、強火でサンマの表面をコーティングするようにあぶります
その後、中火で中をじっくり焼き、下面が十分焼けましたらサンマの身をひっくり返します
また強火で裏面をあぶり、全体の焦げ具合を見ながらじっくり火を通します
ワラで焼くと、見た目は真っ黒になるのですが、香りが何とも言えず香ばしく食欲をそそります
遠火の強火で焼くおかげで、うまみと脂がぎゅっと閉じ込められたような感じです
真ん中に大根おろしを入れて、ちょっぴり醤油を垂らしていただきます
あー、美味しい!
二匹ともあっという間に完食です
この秋、あと何回サンマを食べることが出来るかな〜
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ヒガンバナは名前のとおり、お彼岸の時期に堤防や道端や田んぼの畔に咲きます
誰に教えられるわけでもなく、この時期になると必ず鮮やかな赤色の花を咲かせます
曼珠沙華とも言われ、若干不吉な印象のある花ではありますが、忘れずこの時期に咲く律義さと、群れて咲いた時の美しさに、なぜか心惹かれます
多年草で地下の鱗茎(球根)に強い毒性を有する有害植物ですが、かつては救荒作物として鱗茎のデンプンを毒抜きして食べられていたそうです
その植生からモグラ・ネズミなどの害獣対策として、田の畔に植栽されたようです
海津のヒガンバナは少し満開を過ぎた感じでしたが、遠目には真っ赤な絨毯のようでとても綺麗でした
見物の方も多数いらしてにぎわっていました
今だけの美しい景色を見ることが出来て良かったです
父は車から降りるのはやめて、車窓からの見学でしたが、吹く風もさわやかで喜んでくれたのが何よりでした
「次は紅葉だな」という言葉にまだまだ元気そうで安心しました
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さて、明日からもう9月
装いも夏着物から単衣の着物へと変わります
そんな衣替えの時期に合わせて恒例の、丸洗いキャンペーンを開催いたします
この機会に気になっていたお着物のクリーニングをしてみませんか?
・着物を着たけれど、それほど汚れが無いように感じる方
・短時間着ただけの方
・また着る機会がある着物をお持ちの方
・衿のファンデーション汚れだけが気になる方
・普段着だから、それほどお金をかけたくない方
そのような方に向けても、お着物の丸洗いを通常価格より格安にさせて頂くキャンペーンを企画いたしました
お預かり期間・・・9月1日〜9月30日
価格
きもの・・・¥3,900 (通常価格¥7,900) 税別
長襦袢・・・¥2,900 (通常価格¥5,400) 税別
留 袖・・・¥4,900 (通常価格¥9,000) 税別
振 袖・・・¥4,900 (通常価格¥9,000) 税別
袋 帯・・・¥2,900 (通常価格¥6,300) 税別
※注1
単衣も袷衣も同価格です
羽織は着物と同価格です
※注2
丸洗い(京洗い)とは・・・着物のクリーニングです
着物や帯を揮発系溶剤で、仕立て上がったままの状態で洗います
特に汚れやすい衿、袖口、裾は下洗いした後、全体を洗います
油性のシミ(ファンデーション、口紅など)に効果的です
汗などの水溶性のものは取れないことが多いです
※注3
付いてから時間が経過した汚れや、変色したシミ等、丸洗いでは落とせない場合があります
その場合、別途シミ抜きが必要になります
汚れがひどい場合には、最初からシミ抜きをお勧めいたします
この機会に是非、お着物のお手入れをされてみてはいかがでしょうか?
ご来店を心よりお待ち申し上げます
また、ご自宅までお預かりにお伺いすることも可能です
お気軽にお声掛けください
連絡先:☎058-382-5205
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今年の夏は全国的に天候不順により、あちらこちらで洪水や土砂崩れ、浸水、竜巻などの被害が報道されています
一瞬で自宅が巻き込まれたり、泥水による家の後片づけに追われたりと、大変な様子に心が痛みます
早く元の生活に戻ることができますよう心よりお祈り申し上げます
お盆が済み、少しづつ秋への気配を感じつつあります
夜になると虫の音も聞こえ始めてきました
昨年に続き盆踊りも花火もない夏で、浴衣を着るチャンスもなかったことでしょう
弊店でも夏着物やゆかたをそろそろ片付ける時期がきました
その前に夏物一掃セールを開催したいと思います!
夏バッグや男女下駄
浴衣
半幅帯、兵児帯
麻のれん
その他にも夏着尺や夏帯など全品4割引きにてご奉仕させていただきます
どうぞこの機会に弊店にお立ち寄りください
お待ちしております
期間は8月末までです
なお、外商などで店を留守にすることもございますので、ご来店の際にはお電話をいただけますとありがたいです
よろしくお願いいたします!
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植えた覚えが無いので、どこからか種が飛んできたのか、鳥が運んでくれたのか分かりませんが今年も可憐に花を付けました
気を付けていると山ぎわや民家の庭先にも時々見られる花です
なんとなくヤマユリなのかな〜と思っていましたが、ネットで見るとヤマユリとは花の形や大きさが違うようです
葉っぱが細かいので、ササユリかと思って調べると花の色がピンクではないので違います
結局、たぶん高砂百合(タカサゴユリ)だろうという事に落ち着きました
テッポウユリにも近かったのですが花の向きが横向きではなく下向きなので、とりあえずタカサゴユリという事にしておきます
違っていたらごめんなさい
さて、このユリを見ていて、弊店の単衣向きの付け下げ反物に同じような柄ゆきがあったのを思い出しました
白に近い薄墨色の地色によろけ縞のような地紋があり、すっきりと優しくユリの花が描かれています
絽のような透け感はありませんが、薄衣のような全体に軽い生地に手描きの染めとなっています
現実にはこのユリは8月の今咲いているので、6月の単衣の時期にこの柄のお着物を着用すれば、季節の先取りということになります
暑さを感じ始める6月に爽やかに着ていただけますと素敵です
単衣は9月にも着ていただけますが、このユリの着物に関しては6月がベストな着用月かと思います
着る時期は短いですが、季節限定のお着物に袖を通すという贅沢も、粋で楽しいのではないでしょうか?
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体調いかかですか?
汗もダラダラ、とても着物に袖を通すなんてムリ!
という方も多いことでしょう
今回は汗をかいても、お家で洗える夏着物のご紹介をします
素材はポリエステル100%のもので速乾性は高いです
洗濯機でも気軽に洗えます
こちらは縦縞の紬風に見える紗の着物です
グレーと紫の縞の入り方がおしゃれですっきり見えます
こちらは絞り風の小菊柄です
優しい紫色の紗で、ふんわりした雰囲気がします
パステルグリーンの紬柄の縦絽です
崩した矢絣柄が抜け感を作り、さわやかな感じがします
こちらはグレーの色違いです
グレーの更紗柄の縦絽です
優しい色目の細かめな柄がパッチワーク風に入り、落ち着いた感じがします
白地にピンクと紫の縦縞の中に雪の結晶柄が入っています
夏だからこそ冬の柄を取り入れて清涼感を出しています
撫子の花と麻の葉柄がさわやかな縦絽です
柄の無い部分が白地でたくさん抜けているのでより涼しげです
白地に紫色の亀甲柄です
縦絽で、すっきりした幾何学模様が個性的です
少しですが洗える夏着物のご紹介をいたしました
汗をかいても気にせずおしゃれを楽しめます
是非、夏にもお着物にふれてください
なお本日8月7日から8月16日まで長いお盆休みをいただきます
皆さん体調に気を付けてお元気にお過ごしください
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いかがお過ごしでしょうか?
先日、新型コロナの影響で茶摘み行事が中止となった稲羽東小より連絡が入りました
6年生女児17名が茶摘み衣装を着て写真を撮ることになったので、そのお手伝いをしてほしいとの事です
今回は17名という多人数の着付けとなり、私の他に地域の方や保護者の方も数名お手伝いに来て下さり、思った以上に早く着付けが終了いたしました
とは言え、ごった返していたので、着付けの途中経過の写真を撮る余裕がなかったのを反省しております
洋服の上から着たので、「暑い!」という声も多く、途中で半ズボンやTシャツを脱ぐ子もいてやり直しという場面も多々ありました
でもみんな「可愛い!」「似合うね!」とお互いに褒めあい、和気あいあいと言った感じでした
最後に6年生男児も交えて記念撮影です
卒業アルバムにも使うのでしょうね
白足袋に浅葱色(あさぎいろ)の手甲と脚絆、絣柄の紺地着物に赤の裾除け・たすき・前掛け、その中で黄色の蝶結びの帯の色が良く映えます
姉さんかぶりの手ぬぐいに、ぞうり、かごも持てば立派な茶摘み娘の出来上がりです
男児もいつもと違う女児にドギマギしているようで、腰にかごを付ける時もとてもかいがいしく手伝ってくれ、ほほえましい限りでした
ムシムシして暑い日でしたが、きっと子供達には心に残る一時となったことでしょう
最後に子供たちから「着付け、ありがとうございました!」と言われ、私にとっても嬉しい日となりました
こちらこそ貴重な体験をありがとうございました
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左右でずいぶん時間差のある交換になります。
10年ほど前にヤンマートラクタF255Dを知人から譲り受け、このトラクタを使う時間が多く シバウラトラクタは動かせていないせいか?
ウォーターポンプ交換に続いてオイルシールも交換です。
オイルは前回同様の場所、縦軸(キングピン?)側でハブ側は異常なし。
ギアオイルを抜いてから、ステアリングロッドと、ギアケースを釣り上げているステーを取るとギアケースを下に落とせます。
重量物なので下にジャッキを掛けて受けました。
オイルシール部分は泥交じりで汚れています。
オイルシールの下にはベアリングが見えます。
ベアリングを痛めないようにシールを外します。
外したオイルシール
ベアリングはテーパーになっています
汚れを掃除して組み立てます
ベアリングが少し歪んでいるようですが、目をつぶってこのまま使用し 交換せず
横軸ハブ側のオイルシールなども本当は交換した方がいいかも? だが・・・、交換せず
シールはこの位置から さらに5〜6mmほど打込みます
ギアオイルを入れ、ついでに各所のグリスアップをして終了です。
#P21F シバウラトラクタ オイルシール交換(2) 覚え
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コロナ禍で、なかなか見に行くことも叶いません
でも我が家の庭にも少しだけ咲いています
昔ながらの青紫色のアジサイです
こちらはガクアジサイ、これも定番の青紫色です
少し手折って玄関に飾ってみました
古くからアジサイの花を軒下や玄関に逆さに吊るすと魔除けに、自室に飾ると金運アップ、トイレに吊るすと健康祈願、特に婦人病に良いと言われていたそうです
また吊るし始める日は、6月の6のつく日( 6/6、6/16、6/26 )または土用の丑の日が良いそうです
実はその話、娘からもらったアジサイの飾りに、いわれが添えてあり知った次第です
梅雨のジメジメしたこの時期はお腹も壊しやすいし、体調も崩しやすい
アジサイの色とりどりの花の色に癒され、かすかに香る匂いに気持ちも鎮まり、梅雨の不快感が軽減されます
梅雨の邪気を払うお守りのようなものですね
早速、トイレに飾って健康祈願です!
もう7月ですので、今年の土用の丑の日、7/28にアジサイを逆さに吊るしてみませんか?
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トラブル発生は いつも突然やってくる、ベルトが焼けるので一旦エンジンを停止し 機体側面のカバーを取り外して確認すると、ラジエターファンが全く動かない。
何処かが固着している。
ベルトに関係するのは エンジン、オルタネーター、ウォーターポンプのみ、エンジンは問題なく再始動も出来る。
オルタネーターのベルトテンショナーを緩めてみると、オルタネーターは軽く回るが ファンは回らずウォーターポンプの固着が確認できた。
取りあえず田んぼからトラクタを出したい、家が近いので2,3分の自走なら大丈夫だと、少し時間をおいて エンジンと自分の頭を冷やしてから 移動することにした。
ウォーターポンプを取り外す
ベアリングの破損ぐらいだとよいのだが、ポンプ本体ケースの裏ぶたを外すと 本体ケースと円盤状の回転物が偏芯し、嚙み合って全然動かない。
また、ポンプの前部からも分解を試しても少しも動かない、色々やっているうちに円盤を押さえるバネでか 勢いよく飛び出してきた。
これがなんと水車(プロペラ、円盤)だけでなく、軸が折れてくっ付いている。
水車の羽と、本体ケースの接する面も傷だらけだ。軸が折れて偏芯して削られ 最後はぶつかって食い込んで動けない感じだ。
こうなると一部の部品交換では無理だと諦めてしまうが、ポンプ一式あるのだろうか?
古いトラクタなので不安だが、早々に問い合わせ 部品図面をFaxしてもらった。
図面を確認し、電話で確認し ポンプ ASSYとNo28のガスケットが注文出来て一安心、バツ印の一部部品は無いとの事で足りなさそうな部品はお古を使い回すことにした。
使いそうな蓋とスペーサー、ガスケット1mm厚、ベルト、防振ゴム20*20mmを用意。
ベルトは三ツ星のAX-35に変更した。
数日後、ポンプが届いたが 形、サイズが違う、付いてないつもりの蓋もついている。
本来ASSYなら蓋まで付いての一式が当たり前だと思うが、図面上では付いていない様な話で、幾つかの違いが問題ないかチェックしないといけない。
ともかくエンジンに取りつかないと何ともならない取り付けボルトの穴の位置は同じ、OK !
その他 残りのボルトの穴の位置や数の違いは、全てポンプの蓋の取り付け穴なので問題なし、OK !
最後にベルトが通るライン、プーリーの位置が前後にズレるとベルトを痛めてしまう。
新品は前後長が古いのと比べて長いが、古いのにはポンプに厚めのスペーサー(プレート)と厚めのガスケットが挟まるので、差し引き大体同じ位置にプーリーが取りつきそうだ、OK !
注文の機体番号は間違えていないので、ちゃんと取り付けられるという事だろう、メーカーが途中でモデルチェンジしたのだろうか、本当に在庫があって良かった。
結局、お古の裏蓋とスペーサーのプレート、自作ガスケットは使用せずに取り付けることになる。
取り付け作業開始。
取付ボルトが長いので締め付けられない、切って短くし、一部ホースも短くして調整。
いい感じに取り付いてきた。
ラジエターを取り外す時、底部の固定が出来ていなかったのは 防振ゴムが劣化して砕けていたからだ。モノタロウで1個160円程で購入して交換。
組み立て終了。
最後にラジエター、エンジン内部を出来るだけ水を回して洗浄後 クーラントを入れ、エア抜きをした。
水漏れなどはないももの、暫くは水温、水量に注意しての作業。
取りあえず直って良かった。
本来はもっと前に、どこかの時点で異音があったはずだろうが、作業中にはなかなか気づけないし、気も向いていない事が分かってしまった。古い機体なので点検はマメに・・・。
#シバウラトラクタ P21Fウォーターポンプ交換、覚え
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